こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1029回目のブログとなりました(^^)
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人間誰でも長所短所というものがあります。
陰と陽ともいえますが、長所を伸ばしたり短所を克服することに子供の頃から注視してきた方が殆どだと思います。教育自体がその傾向でしたから。
でも、数年前「ありのまま」というキーワードが登場しました。
長所も短所もそのまま出していいんだ! それは今まで堂々と言えなかった本音です。
「ありのまま」は大喜び♪
でもね・・・それは本音だけれど難しいと感じた人も少なからずいると思うのです
その理由は子供の頃に「こんな私は隠さなきゃ!」と学んだ瞬間、心の奥底に沈めた「私のパーツ」。浮かび上がらないように石のオモリをつけて沈めたのかもしれません。
沈められた「私のパーツ」は当時のまま。粗削りでとても表に出せるものじゃない。でも本来は長所も短所もなくすべて「私のパーツ」です。
そもそも長所短所に分かれたのは、単に表現の仕方がマズかっただけのこと。
磨かれず、洗練もされていない状態で世の中に出すことはある意味「賭け」のようなもの。それが周囲に受け入れられれば長所になるし、NGならば短所になってしまう。
子供の頃は「すべてのパーツ」を磨き表現を学ぶことがとても大切です。
体験、学習、人間関係を通して子供は「すべてのパーツ」を磨いていきます。
それは人間としての洗練だと思うのです。
私のパーツを素質として、こう表現したら受け入れられる。
ダメならば他のやり方で表現してみる。試行錯誤して素質を洗練させていく。
「ありのまま」は方向性は共感できますが、原石のまま世の中に出しては危険です。何より本人が傷ついて心も折れてしまう。本当は原石を磨き上げる行為はとても楽しいものなのに・・・。
「ありのまま」は大人になっても可能なこと。
でもありのままを洗練させる試行錯誤は必須です。リハビリのように少しずつ絶え間なく自分の全ての質を長所として表現していくリハビリ。これはお爺ちゃんお婆ちゃんになっても挑戦する価値のあるリハビリです。
「ありのまま」は世の中にデビューしたくてウズウズしているのですから(^^)
年齢制限、条件なんてありませんから・・・
今日も読んでくださってありがとうございます。 それではまた♪