星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

二軍で活躍するTシャツは余生が長い

今週のお題「二軍のTシャツ」

    

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1162回目のブログとなりました(^^♪

今日は今週のお題より「二軍のTシャツ」について共有いたしましょう。

 

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洋服って買った瞬間から運命が決まっているような気がします。

つまり購入者が意図するから手に入る訳で(貰い物は別ですが)・・・ざっくり分けるとお出かけ着と部屋着です。

 

次のデートの時にコレ着たいな

旅行の時は着回しできそう・・・と未来にコレを着ている自分をイメージするお出かけ着。

 

一方、夜の一人時間自宅でコレを着ていたら気持ちいいだろうな。

肌触りが良くてスリスリしたくなるだろうな・・・部屋着はあくまでも体感覚重視です。

 

ひと昔前は、お出かけ着という一軍登録を抹消された洋服は、部屋着という二軍に降格されるものという概念がありました。でも今では「おうち時間」の充実はQOL(生活の質)を上げるというのが一般的。心ときめくような「おうち時間」を演出してくれるような部屋着を敢えて購入する人も多くなりましたよね。

 

それに一軍の洋服って何故か二軍で着ようと思わない。一軍を退いた服はクローゼットの肥やしになることが殆どです。そして断捨離の時に久しぶりに手に取り、買った当時の思い出に浸ってしまう。そこで「おうち時間」で着ようかな? という流れにはならないものです。処分orしまい込みの2択です。

 

そんな洋服の中でTシャツは異色かもしれません。

そもそも肌着感覚のTシャツは、お出かけ着でも部屋着でも守備範囲は広いもの。素敵なデザインや肌触りのよい素材など多種多様で購入者の気持ち次第で一軍でも二軍でも活躍できる洋服です。ただオールラウンドプレーヤーだけに消耗も早いもの。特に肌に直接触れるだけに変色やくたびれなどは避けて通れません。白いTシャツであれば一年くらいが一軍現役のリミットなのかもしれません。

 

二軍生活のTシャツは部屋着(コンビニOK)やパジャマとして活躍の場を見出します。私の場合はパジャマとして活用することが殆どです。特にゆとりのあるサイズ感ならば二軍とはいえ初めから肌に馴染み、主を癒し、天性のパジャマ感を醸し出している。

 

個人的な経験ですが、二軍(隠居生活)で活躍するTシャツはメチャクチャ長寿です。隠居なんて許されない、パジャマとしてオンリーワンの存在にまでなるものです。

 

経験ありませんか?

 

お気に入りのTシャツをパジャマにしていると、

洗濯で色あせして

首元がくたびれてヨレヨレ

挙句の果ては端っこがほころび始めてくる・・・

 

でもそこまで共に過ごした二軍Tシャツは愛着の塊で癒しであり、もう手放せない。まるで子供がお気に入りのタオルやぬいぐるみを決して離さないことに通じている感覚があります。

 

もうくたびれてきたな・・・せめてこのひと夏を過ごして秋には処分しよう。

そんな決定を下す時は何気に寂しいものです。

 

一軍Tシャツの現役期間に比べ、二軍生活は長きに渡ります。

そしてその存在そのものが愛され必要とされて、引退を心から惜しまれる。

 

Tシャツ人生としては完全燃焼であり本望だと思うのです。

 

私の手元にはこの夏限りのTシャツが一枚あります。

お役目を完全に終えたTシャツは、折り紙大に切りそろえ靴磨きに使います。柔らかく密度のある生地は、靴磨きにとても重宝するもの・・・Tシャツは最後まで捨てるところがない洋服だと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/