こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1161回目のブログとなりました(^^♪
今日のテーマは「執着のほどき方」から共有いたしましょう。
仕事や人間関係など停滞感があったりトラブルが続く時・・・その突破口として
執着を手放すということを勧められることが多いと思います。というのはシックリこない対象に執着しているからこそ問題は起こるといえます。出来ればその対象に対して自分はどんな「思い込み」を持っているのか深堀することが一番大事。先ずは対象と一体化している関係性を引きはがす、距離感をつくる為に執着を手放す必要があるのです。
執着のカラクリはちょっと横に置いておきましょう。焦点がブレるのでね('◇')ゞ
執着は問題含みの時は非常に辛くて痛いものです。特に人間関係など、相手はコントロールできないという普遍的な法則がある為、心の中はまるで「執着沼」に。それも底なし沼です。でも、執着も沼も頭の中の罵詈雑言も・・・全て自分の世界で起こっています。
執着を断ってラクになりたい・・・でもそれができない。
怖くて、不安でどうしようもない。執着を手放すことはバンジージャンプのような思い切りが必要と感じているのかもしれません。
でもね、いきなり手放すことだけが執着のほどき方ではありません。というか思い切りや勢いで断てば済むという話ではないからです。感情のままちゃぶ台返しをした場合、また同じ問題を他の人と繰り返す羽目になりかねません。
執着の対象が家族だった場合・・・
先ずは「その人がいる人生」と「その人がいない人生」を深堀していきます。深堀というのは具体的な日常を思い描くことです。多分「その人のいる人生」は現在進行形なので「その人から離れた人生」が執着の要因になっているかもしれません。
生活の経済的な基盤は?
どんな住環境なのか?
孤独を感じる時は?
悩みがあったら誰に相談する?
最悪の事態がきたらどうする?
具体的に細かくイメージングしていきます。
正直・・・苦しくて辛いイメージングかもしれません。傷口に塩をすり込むようなものですから。これはお金や仕事についても同じです。「今のまま世界」と「新しい世界」を現実的に検証していくことです。
人間が一番恐れるのは、曖昧な予想のつかない未来です。
曖昧な未来を思い描く時、つい最悪の事態を思い浮かべてしまうものです。
だからこそ未来を現実的具体的に落とし込み、最悪な状況下における対策をイメージする。結構痛みを伴うワークですが、ある程度まで検証をすると「あ、そう恐れることはないかも」というレベルに達するものです。「最悪」は曖昧だから怖いので、輪郭をハッキリさせれば対策も立てられる・・・確かに荒療治でもあるのですが。
執着は人間につきものです。多かれ少なかれ執着は抱えていると思うのです。
ただ手放す方がより良き人生と思うならば、先ずは執着をほどいてみること。
何が怖くて不安で執着していたのか・・・その本質こそ見極めるべきものです。
一旦執着をほどいて、結び直したっていい。それは今まで以上に深い絆で結ばれることとなるはずですから。あくまでもそれを決めるのは自分自身ですから(^^)
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに。