こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1155回目のブログとなりました。
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人間は一つの現実について様々な解釈をつけ、嘆き悲しみまたは喜んだりするものです。その現実によって湧き上がる感情は人それぞれです。それは個々の価値観や概念のフィルターを通しているからです。
湧き上がる感情について・・・「ピュアな感情」と「その他の感情」があります。
ピュアな感情とはその出来事に対して、ただただ悲しい、寂しい、嬉しいなど強い感情が沸き上がってくるものです。例えば映画のシーンで反射的に涙したりするようなイメージです。理屈ではなく「ただ」感じるだけのピュアな感情です。
対してその他の感情は理屈や分析や忖度が入り混じり、他者軸や世間の常識なども添加されたもの。時としてピュアな感情を押さえつけ、感情の上書きを企てます。
あの人から日頃理不尽な目にあっているから・・・いい気味だ
この件は裏がありそうだから・・・信用ならない
全ては人のせい、環境のせい・・・自分は無力だ
その他の感情の仕掛け人は「思考の声」が殆どです。
だから湧き上がる感情は、ややこしく複雑でエネルギーを奪うものばかり。
「思考の声」がひねり出した感情だからです。
現実を生きるには「その他の感情」と上手く付き合うことも処世術となるでしょう。
でも、心が弱っていたり折れそうな時・・・「その他の感情」は毒となり、より強い消耗を誘うものです。そのような状況下では「ピュアな感情」こそが心の浄化となるものです。
ただ悲しいから泣く。
ただ寂しいから救いを求める。
ただ嬉しいから分かち合いたい。
そんな理屈抜きの「ピュアな感情」を抱きしめてあげること。それは自分にしかできない最高のセルフセラピーです。自分自身の想いや感情をジャッジせずに許し受け入れること・・・「そんなふうに感じていたんだね」でOK。
ピュアな感情をただ受け入れることって、至極シンプルだけれどパワーをもたらしてくれるものです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/