5月25日8時17分。空の火星が牡羊座に入りました。
火星が牡羊座に滞在するのは約2年ぶり、7月4日までの期間です。
火星が滞在する場所によって、主張や願望の達成のルートが見えてきます。それは社会や個人も共通です。個人の気質がどうであれ、牡羊座火星らしい活力の活かし方が、やる気スイッチの在処となるのです。
そして牡羊座の支配星は火星です。つまり火星にとって牡羊座滞在は住み慣れた自宅に戻るようなもの。他の星座にいる時はそれらしい振る舞いをしていても、牡羊座に入った途端自由にノビノビと素顔に戻ることができる。牡羊座の影響が社会に色濃く表れます。
牡羊座は火を表す活動の星座。
つまり「チャレンジ」「開拓」「有言実行」です。頭で考えるよりも先ず自発的に動くこと。積極的にチャレンジすることです。ある意味猪突猛進タイプのイメージといえるでしょう。そのような在り方に追い風が吹きます。そうは言っても、そもそも自分の気質が堅実、慎重、依存型、指示待ちタイプの人にとっては居心地の悪さを感じるかもしれません。何と言っても普段の自分らしくないのですから。
好むと好まざるに関わらず、先ずは自分から動くことが宇宙の流れに上手く乗るコツです。深く考えず、周囲に遠慮せず直観や衝動で動くことに追い風が吹き想定外の成果に恵まれることもあり得ます。一方空振りしたとしても、凹んだり反省する時間はもったいない。「次行こう次！」くらいでＯＫです。
牡羊座火星の時期は、自らの行動に深い意味を見出す必要はありません。思考を巡らすことによって常識や既存の枠を超えることは出来ません。牡羊座はそれを超えることがモチベーションとなり、やる気の導火線に火をつける。承認や評価は副産物に過ぎません。
「アイツ馬鹿げてる」･･･そんな周囲の声だって牡羊座火星にとってはエールなのでしょう。
もしも自発的な行動が苦手ならば、思い切って意味不明なことにチャレンジしてみるのもひとつの手だと思うのです。損得抜きで夢中になれる時間に身を投じてみる･･･そこに牡羊座火星らしい突破口が見えるかもしれませんから。
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