星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

心が頑なになる時、人は護りに入っている

    

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1104回目のブログとなりました。

 

最近ふと思ったことですが・・・

ここ数年の世界規模の出来事で、心が頑なになったり閉じてしまっている人が多いと感じています。頑なとか閉じているとか、別に内向的になっている訳ではありません。しがみついている・・・そんなイメージを感じています。

 

戦争や感染症、物価高騰など不安要素はあふれています。ネットで情報は掴めるけれど果たしてそれが真実なのか分からない。疑心暗鬼になってしまうのも無理からぬことかもしれません。

 

人間って、目に見えることよりも目に見えないものを怖がります。

怖いお兄さんよりも幽霊の方が怖いといった感じですね。だからマスクや自粛制限など具体的な行動の指針は従順に実践に移しやすいものです。でも色んな出来事が複雑に絡み合って「この先どうなるんだろう?」と未来が不透明になるほどに「恐怖」が沸き上がってきます。自分の努力じゃどうにもならない「漠然とした不安や恐怖」ほど怖いものはないかもしれません。

 

そうなると人間は「護り」に入り、心を頑なに閉じてしまうものです。

自分の持っているものを外に漏らさないように、減らさないように備えていく。つまり「今の生活」に固執することです。今までの延長線の生活を維持しようと躍起になる。これは生命を守るための本能であり、間違っているという訳ではありません。

 

心が頑なになる時、自分では護りに入ったつもりでも実は底なし沼に嵌っているようなもの。「目に見えない恐怖」も対する備えは際限がないからです。もっと!もっと!とどれだけ周到に備えても「もうこれで大丈夫」という安心感は決して訪れないということです。

 

心が頑なになるのは危険から身を護る本能です。

護りに入るのも選択のひとつ。でもそれにしがみつかない選択も大切だと思うのです。

 

どんな変化でもそれに相応しい生活をして、幸せを見つけることができる。今の生活以上に面白いものを見つけることだってあり得ること。そんな心の柔軟さが大切だと思うのです。

 

「住めば都」を可能にするのも人間ですから・・・

見えない恐怖に頑なにならず、心を柔らかくしなやかに少しずつ開いていく。

自分を幸せにするのは自分の意識次第なのかもしれません。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/