こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1103回目のブログとなりました。
今日は歪んだ欲求について共有いたしましょう。
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欲は悪者ではありません。
欲深い、強欲、貪欲など・・・謙虚が美徳の日本人にとってはマイナスイメージが多いかもしれませんね。でもピュアな欲は、生活にハリを与えるし、やる気にも繋がっていくものです。
人間はもっと欲張りでいいと思っています。
ただ歪んだ欲は間違いなく執着になります。
歪んだ欲とは、心の奥深くで感じる欲と、頭で考える欲が真逆になっていることです。
本当は欲しいのに、頭は欲しない。
本当は手放したいのに、頭は離したくないと執着する。
頭で考えることはドンドン膨らみ・・・それなしでは到底生きてはいけないと思い込みます。そんな「頭でっかちの欲」といえるでしょう。
本心では一人で生きたいと思っているのに、婚活に励んだり
本心では親の支配から離れたいと思っているのに、親からの期待は無視できない。
歪んだ欲求は、心と言動のベクトルが真逆で支離滅裂になりがちです。
なぜそのようなことが起こるのか・・・
それは頭でっかちの欲は、恐怖がベースになっているからです。
それをしなかったら、こんな大変なことが起こるんだ・・・そんな不安を煽る意識がセットになっているものです。
婚活をしなければ寂しい老後がまっているだろう
親の期待を裏切り、捨てられたら一人で生きていけないだろう
不確かな未来を、思い込みで確信してしまう。
思い込みは結構しつこくて強力です。
でも・・・もしも本当の欲が腑に落ちているならば、「思い込みの確信」は殆ど妄想に過ぎません。本当の欲をストレートに表現することは、決して貴方を不幸にはしないということです。
ただ、歪んだ欲を本心と思い込んでいたとしたら、全ての事が歪んでくることでしょう。歪むといっても一時的には上手くいく。でも次第にモヤモヤしたり、自分の人生がつまらない、無力感を感じたりすることが起きてくる。それは本心と頭の欲がぐにゃっと歪んでいる証です。
歪んだものをそのまま整えることは至難です。でも本心の欲を拾い上げ、頭でっかちの欲を払い除けたならば歪んだ風景もリセットされることでしょう。
歪んだ欲求を手放した時、世界は想像以上に明るいと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/