10月31日23時48分、日付が変わる少し前、牡牛座にて満月を迎えます。
満月は手放しの意味があります。
新月で蒔いたタネを育て上げ収穫。
その実りを周囲と分かち合うような手放しです。
一ヶ月間の月のストーリーですが、
人間のバイオリズムとも関連することは多くあります。
壮大な社会的なテーマというよりは、
内面の大掃除のような満月のリーディング。
次の新月に備えてのスペースを空ける手放しともいえるでしょう。
牡牛座満月に寄せて
「自分」を衣替えする
牡牛座満月からのメッセージです。
この「衣替え」というのは、「価値観の断捨離」を意味します。
価値観というのは、幼少の頃からの刷り込みだったり、経験から学んだ「戒め」だったり、外から受け取った思い込みが大半です。
「三つ子の魂百まで」と云うように、その価値観は余程自分で意識しない限り
ガッチリ握りしめているもの。
例えそれが、今の自分にとって不都合な価値観であってもです。
ただ、牡牛座満月からは、「いい加減、新しい価値観を自分の手で掴みにいくこと」を、この時期強く勧めているようです。
「それって必要? いいの?」
「外から刷り込まれた価値観ではなく。これからの自分に相応しい価値観を
創造して、それをスタンダードにしても良いんだよ」
この創造は帳尻合わせの軌道修正ではなく、
一旦捨てて更地にし、そこに新しい価値観を打ち立てる、「破壊と創造」です。
それだけに、覚悟は必要です。
新しい価値観は、あくまでも自己責任。
今までのように、環境のせい、親のせいにはできません。
内なる自分、内面の革命といえるのかもしれません。
素っ裸の自分が身に付けたものが「衣」であるならば、
内面の本音を、隠しつつ守ってきたのが価値観です。
価値観を総チェックし、ふるいにかける作業は、衣替えと似ています。
「衣替え」では、一旦すべての洋服を山積みにし、
ひとつひとつ「捨てる」「残す」の裁断を下していく。
その基準は、心地良いか否かです。
価値観の「衣替え」も、基準は「今の自分にとって心地よいのか?否か?」
衣替えは、結構億劫な作業かもしれません。
時間もかかるし、何より部屋の中が取っ散らかる状態に。
でもやらなければ・・・カオスな状態を延々と引きづることになる訳です。
特に今回の満月では、「新しい価値観」に追い風が吹いているようです。
つまり、「ニューバージョンの価値観」が可能になりやすいということ。
この衣替えは、年末くらいまで続くことでしょう。
満月のリーディングでそのサインを見つけるということは・・・
その糸口が見えてくるような「貴方にとっての何か」がすぐそこに迫っているのかもしれません。
そして、注意すべきことは、働き方に無理はないか、体調に関しても注意が必要です。今までの無理が出やすいタイミングでもありますから。
自分のペースをどこまで守れるか・・・それも大事な価値観かもしれません。
以上です。