こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1084回目のブログとなりました(^^♪
ゴールデンウィーク始まりましたね。
私の居るところは本降りの雨。静かな休日も良いものです。
そうは言っても、この雨でエネルギーを持て余している方もいることでしょう。
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家族や友人と「敢えて話をしたい時」ってありますよね。
厳しいお小言かもしれないし、
腹の探り合いもあるでしょう。
敢えて話をしておきたい・・・半径1メートルの外交手法が問われる時です。
真正面で瞳を見据えて話しかけたら、尋問になってしまいます。
身近な相手だからこそ、その気配を感じ逃亡してしまうこともあり得ます。
もしくは早々に逆ギレされてアウト! だって起こりがち・・・。
そのような時、このブログでも度々登場するのが「餃子づくり」です。
そもそも心理学のお仲間たちと餃子パーティーしたことが切っ掛けでした。
ダイニングテーブルの上に山盛りの餃子餡を置き、参加者はひたすら餃子の皮で包んでいきます。勿論顔見知りですが、年齢も仕事もバラバラです。初めは黙々と包んでいましたが、次第に手を動かしながら「最近の困り事」のシェアが始まりました。
最近子供がゲームばっかりでね・・・
職場のお局様がね・・・
婚活が上手くいかなくて・・・
手を動かしながら困りごとを呟いて、
それに対して手を動かしながらアドバイスしていく。
テーブルを囲む全員の視線の先は「餃子」です。
なのにカウンセリングはちゃんと成立している不思議な空間でした。
餃子が完成し、ビールと共に美味しくいただく頃には
「餃子セラピーっていいよねーー♪」とまるで新しい心理ワークを発明したノリで盛り上がっていました。
もう15年くらい前の話ですが、「餃子セラピー」はなかなかお勧めできる外交ツールだと今でも活用しています。特に面と向かって言いにくい時、口喧嘩を避けたい時など・・・いい仕事してくれる。
餃子を包む間は逃げられません。ある意味退路を断っているようなもの。もし後ろめたいことで身に覚えがあるのならヒヤッとするのでしょうが、視線の先はあくまでも餃子だから「圧」は和らぐもの。そして同時に手を規則的に動かしているので、冷静さは最低限保たれています。それだけに相手からの忠告や申し出も耳に入ってき易いかもしれません。
餃子セラピーはテーブルひとつのスペースがあれば成り立つコミュニケーション。
餃子の包み方は子供でも出来るし、個性が現れるから面白いものです。単純にその時間を楽しむために使っても良いのです。でも単なる共同作業だけではなく、濃ーい腹の探り合いまで可能にしてしまう。
餃子を介した光景は陰とも陽ともなる訳です。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/