星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

牡牛座新月によせて

    

 

 

5月1日5時27分、牡牛座にて新月を迎えます。

この新月は日本からは見えませんが部分日食となります。

 

牡牛座新月ですから、物質的な豊かさにまつわる願いや計画を立てるには最適なタイミングです。欲しいものを手に入れる・・・夢や想像だけではなく地道に力強く行動しようとする。牡牛座の世界観は地に足の着いた現実的なものです。

 

牡牛座新月によせて

 

内なる喜びで自らを満たし感受性を豊かに育むこと。

牡牛座新月図からのメッセージです。

 

この時期、「今ここ」を豊かに充たすことがミッションのようです。

見えぬ未来への不安に囚われることなく「今ここ」を喜び楽しむこと。

 

新しい楽しみを見つけたり、波長の合う仲間たちと時間を共有したり、美しいものや美味しいものを堪能する。それは決して大きなイベントでなくても良いのです。小さな幸せを繰り返し重ねることで、まるで雪だるまのように幸福感が大きくなっていく。その過程すらも喜びであり感受性を育むことにつながります。

 

「今ここ」を荒地にするのも、楽園にするのも豊かな感受性が鍵を握っているものです。シンプルに心がときめくことを選ぶことが人生を潤してくれるものです。

 

この時期に大切なことは「本音」を誤魔化さないこと。他人の思いと自分の思いを差し替えないことです。この時期は今まで抑え込んでいた願望や本音が顔を出しやすい星の配置です。本当の自分をあぶりだすような出来事も起こりやすくなるということです。ある意味、抑え込んで隠していた「本当の自分」を目覚めさせるような煽りともいえるでしょう。

 

フットワークも軽く、人との交流も楽しい時期だからこそ揺さぶられてしまうかもしれませんね。ただその痛みを見ないふりだけはしないように注意は必要です。その痛みから「本当の自分の声」を拾い上げるまでしっかり見届けることです。

 

見せかけの自分で感受性を育んでも身につかないもの。

本当の自分をさらけ出した上で、感受性を磨き上げていくことで真の幸福度は上がるものです。

 

さらけ出す相手は必ずしも他者ではありません。自分の内面と向き合い、本当の自分と同調する・・・牡牛座新月はそんな豊かさを望んでいるようです。

 

 

                       以上です。