こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1007回目のブログです(^^)
「感情」が荒ぶる時があります。自他関わらずです。
つまり感情的になってムキー! となる時。ヒステリー状態もその内にはいるでしょう。子供だったら泣き叫びながら通路でひっくり返っている。派手な夫婦喧嘩でも充分起こり得ることですよね('◇')ゞ
そういう場では・・・皆引いています。どうしようかと内心慌てふためいている。
「何とかこの場を収めなくては」と当事者の脳内では作戦会議を開いていることでしょう。でもね、この会議の参加者は全員思考側のメンバーです。つまり発言は全て「思考の声」です。
先ずは落ち着かせよう
他に意識を向けさせて何とか凌ごう
謝り倒せば何とかなるだろう
その作戦は一部正しくもありますが根本的には何も解決せず、下手すると繰り返すパターンに陥りがちです。
第三者とのやりとりだけではなく、内なる自分とのやり取りでも同じような事は起こります。他者の言動を切っ掛けにムキっとなることも、自身の湧き上がる感情に翻弄されることも・・・その対処法は似ている部分が多いものです。
このブログでも、事件が起こったその瞬間では荒ぶる感情を静める事は難しいとお伝えしています。確かに沸騰したお湯は触れないけれど、適度に時間を置いて人肌にしたお湯には飛び込むことだってできるもの。憎らしいあの人へ向けた感情も、情けない自分自身へのジレンマも沸点レベルでは、興奮をなだめるにも感情が煽ってどうにも進まないものですから。だからちょっと落ち着いてから向き合いましょうということです。
それは、ある意味正しい対処法かもしれません。
でも、それでは置き去りになってしまう大切なものがあるのです。
それは・・・新鮮な採れたての感情や本音です。
人間の心は経験や年齢を重ねる程に「大人仕様」になるものです。感情が湧き上がってもグッと堪えて作り笑い・・・経験した人も多いと思います。グツグツ湧き上がっている感情も3分後10分後半日後では変容してしまうものです。「もう忘れたことにしておこう」これは大人社会の生活の智慧で、便利に使われてきた処世術です。
でも、グツグツ煮えたぎった本音や感情は心の奥底にこもったままです。
これはパニックやヒステリーをぶつけろ! という話ではありません。
大切なのは、煮えたぎった本音を出来るだけリアルタイムで訊いてあげるということです。子供が興奮しながら「聞いて! 聞いて!」と横に来た時先ず訊いてみるような。
訊くだけでいい、アドバイスなんていらない
鮮度の高い声を訊いてあげる、リアルな本音を知るだけです。
採れたての本音は要領を得なくて理不尽な物言いかもしれません。
でもひたすら訊いてみる。それが内なる声ならば、荒ぶる感情に任せてノートに書いてみる。
そうすると・・・新鮮な採れたて搾りたての「本音」を収穫することができるのです。
寂しかった
褒めてもらいたい
安心したい
今までならオブラートに包んでいた本音がむき出しになることを恐れないで。
剝きだしの本音は、未来に通じる大切な扉の「鍵」になると思うのです。
他者でも、自分の内側であっても「新鮮な本音」は最強のパワーワードだと思うのです。忖度なしのそのまんまの本音はピチピチ新鮮なままですから・・・先ず新鮮なうちに味わってみましょう(^^)
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに。