こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1006回目のブログとなりました(^^)
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人に見せたくない「自分の恥」って誰にでもあるものです。
腹黒い部分とか、癖とか、黒歴史だってあるかもしれない。
恥と見なしている容姿ということだって・・・
それが過去の出来事ならば、当時は当時なりに一生懸命やっていたはずです。結果的に裏目に出ていしまっただけのこと。少なくとも現時点で「痛い記憶」と捉えていることですから。痛い部分は人に知られたくないのが正直なところだと思うのです。
隠したい部分がある・・・実際それを隠そうとするとワザとらしいものになりますよね。メイクだって体型だって、隠したい部分を何とかしよう躍起になれば、不自然なメイクになったり苦しい補正下着でウンザリしたり。それが性格であれば、「真逆の性格」を外に打ち出すものです。蚤の心臓のような小心者がそれを隠したくて‟偉そうに振舞う”のはよくあることです。結局「本当の自分」から遠く離れたところに身を置こうとするものです。
隠したい部分や、キュンと縮こまるような経験そのものが「本当の自分」という訳ではありません。でも隠したい物事や経験の向こうには‟本意”がある筈です。その本意こそ「本当の自分」に近いものです。
自分を表現したい
生きることを楽しみたい
深く人と共感したい
人生を切り開きたい・・・
例え黒歴史とみなしていても、そのベースに‟本当の自分の意図”があった場合、それは記憶に残るもの。そして思い出す時には「キュン」と心が締め付けられる。「キュン」は果たせなかった「意図」からの主張ですから。
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リリスとは可愛い名前ですが、キーワードは「影と魅力」。現実化してはいけない欲望のありかを示します。つまり隠しておきたい部分のこと。けれどリリスが示す隠したい欲望は、他者にとって非常に強い魅力となる・・・その人にとっての隠れた一番の魅力です。
自分が一番見せたくないことこそ、他者からは魅力になる
見せたくないものを露にする時、きっと痛みがあると思うのです。私自身も葛藤に悩み躊躇ばかり。でも「本当の自分」で生きると覚悟を決めた時、唯一の武器は「自分の魅力」だけしかないのです。若さや経済力というのは条件であり移ろうもの。でも自分の魅力は誰にも奪われない。奪うものが唯一いるとしたら、それを隠そうとする自分自身です。
リリスは真理を伝えています。
「貴方が隠そうとしているものはダイヤの原石、決してお見せ出来ないものなんかじゃない。さあ、勇気を出してそれを魅せてごらんなさい」
追伸:「影と魅力の在り処」・・・リニューアル中のコンテンツに加える予定です。