本来木星はひとつの星座に滞在するのは約一年間。ただ逆行という影響下にある時、二つの星座を行ったり来たりするものです。2021年は水瓶座と魚座に、2022年は魚座と牡羊座に宿替えします。
木星が滞在する星座を見ることによって、発展や豊かさを表します。社会の視点では、世の中の流行や風潮などを読むことができます。一般的には‟木星=ラッキー”というイメージが根強いようです。ただ、宇宙では陰と陽の法則で廻っています。占星術では良い塩梅ならば「陽」となり、過度になればやり過ぎの「陰」と捉えることになります。
つまり木星の影響か? と思われる事象も良い面と悪い面が存在するということです。
魚座木星期は12/29~2022.5/10、10/28~12/19。
その他の時期は牡羊座に滞在します。結構な引っ越し魔ですね。それだけに風潮や人々が問題視するテーマがガラッと変わるということです。2022年は2021年と内容は違えど多面性を持つ。個人においても流れが変わるということになるかもしれません。絶好調だったのに急に動けなくなるとか、マイブームの矛先が急に変わるなどです。
魚座に木星が滞在する時期、情緒とか感性を使って世界を拡大していく傾向があります。合理的とか積み上げとかではなく、如何に心を震わせるか共感するのかが大事であり、犠牲だって厭わない。同情心や親切心・・・目に見えない「心や感情」というものが重要視されることでしょう。ただ、それも過度になれば妄想が暴走したり、依存に走ったり、騙されたり。魚座は水の星座なので水害もあり得るということです。
例えば2021年5月~7月魚座木星期の3か月間を見てみると・・・
東京五輪開催される。欧州の洪水、国内でも水害による土石流が起こる
魚座だけではありません。牡羊座から始まり魚座まで、それぞれのエリアを木星が通り過ぎる時、その星座の光と影を拡大して爪痕を残していくのです。
確かに12星座最終の魚座木星期です・・・想定外の人智を超えた「何か」が起こりやすいといえるかもしれませんね。
魚座のキーワードは、「I believe (dream)」です。
以上です。