こんにちは、晏藤滉子です。
今回は「星の運行から過去の検証をしてみる」がテーマです。
牡羊座から魚座まで、12星座で一周です。その星図の中に星々は配置されていくのです。
星ごとに運行速度は違うもの。そして星々のもつキャラクターは個性的。
星座と星のキャラ設定は万国共通でもあるのです。
今回は「土星」を軸にシェアいたしましょう。
その時の星の運行状況がどのように関わってくるのか
ご自身の経験を含め思い起こしてみてくださいね(^^)
土星は空の「おじいちゃん先生」
この時期、注目するのは「土星」という星。
土星は「厳しくて融通の利かないおじいちゃん先生」のようなイメージ。
厳しいけれど、自分がちゃんと人生の課題と向き合い努力すれば
それを公平に評価し認めてくれるキャラです。
若い頃はとっつきにくい存在の星。
ひと星座約2年くらい滞在します。
「おじいちゃん先生」の立場的には、12星座のひとつに滞在する2年半は
耐震チェックに明け暮れているのです。
その星座のテーマを踏まえ、“どこが脆いのか。弱いのか”を現実や意識に
揺さぶりを掛け問題のある箇所を洗い出し、見直しや修復をさせる。
やり直しする必要もないのなら破壊も辞さないのです。
だからこそ世界共通で「約2年間」は似たテーマと向き合う傾向に。
天秤座土星期では、離婚や別れ。
星座ごとの特質が表れる事件、出来事に遭遇しやすくなるのです。
山羊座土星期で検証してみる
2017年12月~2020年3月、土星は山羊座に滞在していました。
山羊座の世界では、現実、成果、目的、秩序、責任、耐える
社会的な視点では、国家、社会制度、基盤、仕組みがキーワード
そもそも土星は29年に一度同じ星座に戻る訳ですが
過去の例を見ても、ベルリンの壁崩壊など国家問題が起こり、日本でいえば
政治とお金の癒着、権威権力の横行など問題は噴出してきたことは確かです。
そして、アジアの国境問題も。
今までの当たり前が揺さぶられ、継続するのか潰すのか・・・・
土星の審判は中々シビアです。
これは「逆行」という星の特別運行です。
つまり、水瓶座的な世界に向かうにあたり、今一度山羊座的不要なモノを
処分するために戻ってくる。引っ越し前の最終チェックの段階に既に入っ
ています。
それだけ大きく社会が、価値観が変わるタイミングと言えるかもしれません。
*******************
個人においての、2017.12~2020.3。
その頃の貴方はどんな様子だったでしょうか?
「おじいちゃん先生」のチェックの入り方は人それぞれです。
ただ「本当の自分で生きていない人」にとっては相当シビアな指摘をつかれるようです。
私自身は精神的にキツイ時でした。嫌というほど自分と向き合い、耐えて
燃え尽きた2年間。結局そこまでしなければ「古い自分」は燃え尽きる事は
なかったのでしょう。今となっては「おじいちゃん先生」に感謝(^^)
************
占星術では検証が醍醐味と思っています。
何より星の影響をリアルに感じられるから。
過去の経験で未来を予測する。
これが「占星術の歩き方」だと個人的に解釈しています。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)