星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

星の運行と過去の検証

 

こんにちは、晏藤滉子です。

今回は「星の運行から過去の検証をしてみる」がテーマです。

 

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星はホロスコープという星図を360度運行します。

牡羊座から魚座まで、12星座で一周です。その星図の中に星々は配置されていくのです。

 

星ごとに運行速度は違うもの。そして星々のもつキャラクターは個性的。

星座と星のキャラ設定は万国共通でもあるのです。

 

今回は「土星」を軸にシェアいたしましょう。

 

その時の星の運行状況がどのように関わってくるのか

ご自身の経験を含め思い起こしてみてくださいね(^^)



土星は空の「おじいちゃん先生」

 

この時期、注目するのは「土星」という星。

土星は「厳しくて融通の利かないおじいちゃん先生」のようなイメージ。

 

厳しいけれど、自分がちゃんと人生の課題と向き合い努力すれば

それを公平に評価し認めてくれるキャラです。

 

若い頃はとっつきにくい存在の星。

 

土星牡羊座から魚座まで約29年かけて一周します。

ひと星座約2年くらい滞在します。

 

「おじいちゃん先生」の立場的には、12星座のひとつに滞在する2年半は

耐震チェックに明け暮れているのです。

 

その星座のテーマを踏まえ、“どこが脆いのか。弱いのか”を現実や意識に

揺さぶりを掛け問題のある箇所を洗い出し、見直しや修復をさせる。

 

やり直しする必要もないのなら破壊も辞さないのです。

 

だからこそ世界共通で「約2年間」は似たテーマと向き合う傾向に。

 

天秤座土星期では、離婚や別れ。

蠍座土星期では、隠ぺいされていた問題が発覚など

星座ごとの特質が表れる事件、出来事に遭遇しやすくなるのです。

 

山羊座土星期で検証してみる

 

2017年12月~2020年3月、土星山羊座に滞在していました。

 

山羊座の世界では、現実、成果、目的、秩序、責任、耐える

社会的な視点では、国家、社会制度、基盤、仕組みがキーワード

 

そもそも土星は29年に一度同じ星座に戻る訳ですが

過去の例を見ても、ベルリンの壁崩壊など国家問題が起こり、日本でいえば

皇室の代替わりや大きな節目が山羊座土星期に起こっています。

 

正に令和元年も山羊座土星の時期でした。

政治とお金の癒着、権威権力の横行など問題は噴出してきたことは確かです。

そして、アジアの国境問題も。

 

今までの当たり前が揺さぶられ、継続するのか潰すのか・・・・

土星の審判は中々シビアです。

 

ただ、現在土星水瓶座に滞在していますが、

今年いっぱい山羊座水瓶座を行き来します。

 これは「逆行」という星の特別運行です。

 

つまり、水瓶座的な世界に向かうにあたり、今一度山羊座的不要なモノを

処分するために戻ってくる。引っ越し前の最終チェックの段階に既に入っ

ています。

 

今年後半は山羊座世界と水瓶座世界のカオスな状態に。

それだけ大きく社会が、価値観が変わるタイミングと言えるかもしれません。



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個人においての、2017.12~2020.3。

その頃の貴方はどんな様子だったでしょうか?

 

「おじいちゃん先生」のチェックの入り方は人それぞれです。

ただ「本当の自分で生きていない人」にとっては相当シビアな指摘をつかれるようです。

 

私自身は精神的にキツイ時でした。嫌というほど自分と向き合い、耐えて

燃え尽きた2年間。結局そこまでしなければ「古い自分」は燃え尽きる事は

なかったのでしょう。今となっては「おじいちゃん先生」に感謝(^^)

 

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占星術では検証が醍醐味と思っています。

何より星の影響をリアルに感じられるから。

 

過去の経験で未来を予測する。

これが「占星術の歩き方」だと個人的に解釈しています。



今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)