水瓶座に滞在する時期もありますが、ほぼ一年間木星は魚座の色合いに染まります。
其れゆえ今のこのタイミングでは「魚座さんおめでとう!ラッキーイヤーですね!」と一般的に云われるわけです。
ただ・・・棚ぼた的な幸運を期待していたら、思惑外れするかもしれません。逆に「どうしてこうなるの? ラッキーどころじゃない!」と思う人もいると思います。
今日は木星が滞在する意味と、この一年間の魚座木星期の過し方を共有いたしましょう。
木星滞在の一年間は、魚座さんにとっては種蒔きの時。
魚座の人にとっては、12年間取り組む畑へ種蒔きする時です。
拡大、幸運、富・・・なんて繋がらないじゃない! と思われることでしょう。
簡単に言えば、此処で蒔いたタネを一生懸命育てたら、それは大きく広がり幸せや富を手に入れられるよ! という意味です。そのタネは人によって違います。今は想像が出来なくても夏頃には「これが木星のタネかも・・・」と、ピンとくる出会いが訪れることでしょう。
魚座さんにとって、そのタネを大事に育てることが今年のミッションです。一年で終わりではなく、多分一年の間だけでは芽が出るくらいかもしれません。でも、そこで諦めないで・・・12年間のロングランのスタートですから。
木星が魚座に滞在する全体への影響
魚座さんだけが影響を受ける訳ではありません。
牡羊座から魚座まで、星の影響は全体に及ぼします。勿論社会性においても。だから、コンピューターとかに頼らない時代では、流行などは木星や金星の位置で予想を立てていました。
目に見えないことを信じる、感情に同調する、同情心、親切心、哀れみ、ボランティア、騙される、NOといえない、悲観的、夢見がち、自己逃避、神秘性、怠惰・・・
このようなキーワードに個人や社会が染まっていく可能性があります。
魚座の特徴は目に見えないことが多いので、曖昧で判り難いものです。でも情緒や感情など本人しか分かり得ないものが重要となる筈です。個人としてそれらを「気になる」と深堀りしたり、社会においてそれが「人を動かす原動力」「風潮」になったりするのです。
木星は上手く扱えば「幸運」を運んでくれる。
下手に扱えば、怠惰や自己逃避、流されて、いい加減な傾向を垣間見ることになるのです。
共感や情に振り回されて自分を見失う。境界線が曖昧になって依存する。現実を直視しない。目に見えないものだから、当然何処から何処までが分からなくなるのが注意すべきところなのかもしれません。
だからこそ、個人的に意識するのは
「客観的に自分をみること」「自分軸」なのかもしれません。
木星とは上手く付き合いたいものです。
でも、幸運を待っているだけでは木星の良さを引き出せません。
木星の良さは、思いやりや親切心。心に潤いを与えるものですから。
貰うだけではなく、自らそれを与えられるように努めるのが「魚座木星期」の意図だと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/