星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

自分の好きな服を着る覚悟・・・反抗期の処方箋

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こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿921日目のブログとなりました。

 

今日のテーマは「反抗期」について。

反抗期とは、10代の思春期ばかりではありません。大人だって勿論あります。

昨今では、10代の反抗期を迎えないまま大人になることが珍しくないようです。これは子供の個性もありますが、家族観や教育方針が多様化していることも要因なのかもしれません。

 

子供の反抗期は家族にとっては嵐のようなもの。大変な心の季節だと思います。大事に育んできたつもりの子供から総攻撃をくらうのですから。他人ならば距離を置くことは簡単でも、子供とは離れられない・・・親にとっても辛い修行のようなものです。

 

以前、10代の反抗期をテーマにブログを挙げました。

yasura7165.hatenablog.com

 

反抗期の当人こそ、何が何だか判らない状態ともいえるでしょう。

 

急にムカつく。

素直に話ができない。したくもない。

家族が敵に見えてしまう。

 

其れまで良好だった関係性が一気に崩壊するなんて・・・青天の霹靂です。

 

反抗期って、ある意味「自分の着たい服」を自分で選びたい・・・そんな人生の季節なんだろうと思うのです。幼少期は親の好みだったり似合うだろうと選んでくれた服を着ています。ちょっと大きくなると一緒に選ぶのかもしれません。でも反抗期では「誰が何と言おうと着たい服を着るんだ!」というモードに突入します。

 

「服」というのは「意志、生き方」です。

独自の意志を抱く時、「本当の自分」という存在を意識し始めるものです。同時に今までの自分を護ってくれた「当たり前の存在」に懐疑的になる。「こんな服着なくちゃいけないの?」「もっと私らしい服が着たいの」・・・親や祖父母が選んでくれた服はもうパツンパツンで身動きがとれないし、何より自分の好みじゃない!

 

 「もう自分の好みを私に押し付けないで!」 反抗期特有の心の叫びなのかもしれません。これは大人の反抗期にも通じるものです。

 

10代の反抗期はその表現が粗削りで・・・

心の声:「どうしたらよいのか分からない」

大人の反抗期ならば内に閉じこもり・・・

心の声:「もう何もかも捨て去りたい」

反抗期では、自暴自棄な暴れ馬になってしまうものです。

 

反抗期の処方箋・・・「一体どんな服を着たいのか」と自分と向き合う時間と環境を確保することです。大事なことは「自分で選ぶこと」。自分の決断に責任をとる覚悟です。周囲にとって見守ることが一番難しいものです。危なっかしいし、言いたい事も山ほどある。でも結果がどうであれ・・・自分で決めることです。20年後30年後…自分で覚悟した結果ならば、(反省はあっても)後悔は生じないものです。

 

反抗期は家族を巻き込む「一家の転換期」。家族だからこそ悩みまくる「人生の一コマ」です。とは言え主役は当人だけではなく、家族全員それぞれの立場で自分と向き合わざるを得ない・・・これは家族全員の問題だと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/