こんにちは、晏藤滉子です。
連続投稿846日目の本日のブログです。
今日は「循環のバランス」について共有いたしましょう。
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陰と陽の法則というものがあります。
それは、世の中の物事は全て陰と陽に分けられ、その割合は等しいという考え方です。
与える受け取る、お金を出す貰う・・・
対義の言葉があるものならば、ほぼ陰陽の法則の支配下にいる訳です。
問題なのは‟その割合は等しい”というフレーズです。
私は受け取り下手、いつも与えてばかりかも
お金は出ていく一方で、なかなか入ってこない
そんな悩みはとても多いと感じます。
全然、同じ割合なんかじゃないと思うかもしれません。
今が苦しい状態ならば尚更です。
でも、陰陽の法則を「循環」という視点で見てみましょう。
陰陽同じ割合が、理想的な在り方です。
出した分だけ入ってくる
愛し愛される関係性・・・トータル過不足ないエネルギーの循環。
それが誰もが無意識下に望む最終形態です。
そこで出てくるのが「見返りを求めてないから」「損得抜きでしてあげたのに」というパターンです。それは一見美しい在り方のようですが、この言葉が付いてくる人間関係はアンバランスであり、エネルギーの循環は滞っているものです。辛口ですが・・・このセリフが出ている時点で‟無償の愛”ではない事が殆どです。
人間関係のトラブルの一因は、エネルギーの循環が滞っているからといえるでしょう。尽くしすぎることも、度が過ぎれば相手への圧になる。束縛や管理されて気分になる。自由になりたい! となる訳です。
お金の循環でも同じことが起こります。お金を出す事に渋っていると、お金の
循環が起こらなくなってしまうものです。節約を頑張っている時ほど、想定外の出費や衝動買いをしてしまうことって経験ありませんか? それは、ある意味強制的に循環させられているのです。
人間関係とお金で例えましたが、陰陽同じ割合に結局辿りつくのです。
だからこそ、その循環をアンバランスにさせる状況には、宇宙からの喝が入ります。つまり思った通りにいかない現実が具現化するという仕組みです。
滞った循環をスムーズにするために必要なこと・・・それは、思い切って流れを自ら作ることです。
人間関係では頑張り過ぎない、本音を隠して取り繕わない、何より「こうしたい。してほしい」と伝える勇気が必要。自分の本心に気づくことです。自分が何かを心中に溜め込んでいる時、相手も同じように溜め込んでいるものです。その溜め込んだ器をぶち壊して流れを作っていく。ダムの放流のようなものです。一見ハードル高そうですが、大切な人であればあるほど荒療治は有効な手立てです。本音を出す事で落としどころがハッキリするというケースも多く見ています。
お金に関しても同じことです。請求書が手元に来たら直ぐに支払う事が大切です。請求されるような恩恵を受け取った分、代金を支払う。大切な人と素敵な時間を共有する時に心を込めたプレゼントを贈る。受け取った分、お金を喜んで支払うということです。その練習を積むことで、次第にお金の循環は廻っていくものです。
陰陽の法則・・・循環の大切なポイントは、循環とは螺旋階段のように上昇しているということです。小さなやり取りから次第に大きくなっていくということ。循環は同じ割合と言いながらも、段々規模は大きくなっていくものです。
人間関係も、お金もそれは同じです。
今、偏った現実を目の当たりにしているならば、循環に繋げるためのチャンスだと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/