星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

先ずは「終わらせる勇気」から

       

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1283回目のブログとなりました(^^♪

 

最近気づいたことがあります。

始めることがあれば終わることもある。そして人間って「始めること」も怖がるし、「終わらせること」も同じように怖がるということです。

 

始めることはある意味チャレンジでもあり、何もない静止した点を動かすこと。当然内的な摩擦も生じることでしょう。あれこれ迷ったり先延ばしにしたり、それが当たり前になるまでは試行錯誤となる訳です。

 

終わることは、手放すこと。握っている物や習慣、人間関係、想いなど解放する意図があると思うのです。「自分のもの」と意識した途端、人は執着するもの。だから手放すことが惜しいとモヤモヤする。それが一見理不尽な歪んだものであってもです。

 

その原因は潜在領域の仕業によるものです。善悪関係なく一旦「当たり前」「普通のこと」と認識されたものは、潜在領域では‟指定席”に着座します。その安定した席を脅かすものは変化変容です。つまり始めることも終わらせることも同じだけ不安になり怖くなる。潜在領域は愚直に変化変容の芽を摘むべく、恐怖を植え付けていくものです。

 

始めることも終わらせることも、本能的に怖いとしても・・・それを緩和させる方法が一つだけあります。それは「始める」よりも先に「終わらせる」という順序です。

 

終わらせる手放すことでスペースを空け、そこに新しいことをはめ込んでいく。不思議なことですが、空いたスペース丁度の新しいことがピタッと収まるものです。これはエネルギー循環の普遍的な法則です。この循環をスムーズにさせるには「終わらせる勇気」を先に発動させること。もしも「始める勇気」を先にしようとしても内面では陰と陽が対立してしまう・・・当然葛藤という内的摩擦が事をややこしくさせるものです。

 

もしも貴方が「新しいこと」を引き寄せたいならば、先ずは古い色褪せたものを手放すこと。「終わらせる勇気」が大切だと思うのです。

 

きっと始めは億劫で面倒だったとしても、次第に「これでもか」と出てくることでしょう。心の引き出しの奥には、忘れていたような過去の遺物が沢山しまい込まれているものですから・・・。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございま。 それではまた(^^)/