星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

決断に恐怖は洩れなくついてくる

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

連続投稿841日目の本日のブログです。

 

今日のテーマは、転換期における「決断の恐怖」について共有いたしましょう。

 

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就職、結婚、引っ越しなど・・・人生の節目というものは必ず訪れるものです。

そこで選択肢が多ければそれだけ悩みは多いのですが、一択の場合であっても恐怖を感じて動けなくなってしまうという話はよく耳にします。

 

選択肢が多い場合、人の意見を聞いては悩み、ひとりで考えては悩み・・・思いは尽きないことでしょう。そのような場合、実は心の奥底では既に決めていることが殆どです。本人が自覚していないということもあり得ますが、答は既に手の中に握りしめているものです。でも家族や周囲の話を聞いたり、失敗例を想像したりして、本来の答えが見えなくなってしまう。または自分で決める事への恐怖から逃げたくなる。だから「否定するような意見」を敢えて採用することもあり得ます。そのような時の手だては、「本音」を自らの手で取り戻すしかありません。誰も変わりは出来ないことですから・・・。

 

一方、選択する余地もなく「もう行くしかない!」ような場合、恐怖は最初から猛攻撃してきます。失敗したらどうしよう、もう帰るところはないんだと、頭の中は恐怖で洗脳されてしまう。誰でも少なからず経験していることだと思うのです。

 

人間は人生を変えるような決断や方向転換をする時、大なり小なり恐怖を体感します。それは本人の意志が弱いとか根性がないとかの精神論ではなく、潜在領域からの警報です。

 

「其のまま進んだら、人生変わっちゃうよ。今までのように生きられないよ」という警告。私達が分岐点で決断する時・・・その警報が、恐怖として発動するカラクリです。

 

そういう意図があるのなら、この決断は危険であり間違いではないの?と思うかもしれません。でも潜在領域の目的は本人の安心安全。今までが安全だったのなら今までの生活を守ろうと必死です。本人の幸せや満足よりも、安心安全を愚直に守り続ける使命をもっています。だから、人生を変えることや環境が変わる事は潜在意識にとっては一大事。本人に恐怖のシャワーを浴びせて踏みとどまらせようと躍起です。

 

だからこそ、その決断は恐怖を感じるからNGという訳ではありません。少なくともその決断は、新しい自分として生きていこうとする意図には限りなく近いということです。

 

未知の世界へのチャレンジや、新しい世界に飛び込む時に、不安や恐怖を覚えるのは潜在領域からの警告です。決して悪い予兆なんかではありません。例えそのチャレンジが実りのある結果に繋がらなかったとしても、潜在領域がストップをかけるということは、それだけ人生勉強に必要な経験ということです。

 

恐怖が湧き上がるのは潜在意識の万物平等の法則です。

ある意味、決断に恐怖はもれなく付いてくる。それに怯んで逃げてしまうのか、思い切って飛び越えていくのか・・・その決断さえも自分次第だと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/