星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

未来の顔色を伺う必要はなし

 

   

         f:id:yasura7165:20200521203949j:plain

 

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日ブログ連続投稿801日目となりました。

 

心理職をしていると、たまに聞かれることがあります。

「運命や未来って決まってるんですか?」

 

確かに占い(誕生日から割り出される類の占術)では、生まれた時から運命は決まっているかのような表現をしてしまいがち。でもね・・・実際はそんな簡単な事ではないと思っています。同じ時に生まれた双子が全く別の人生を歩むことは普通にある訳ですから・・・。

 

人生の大まかな流れは、占術で読み取ることはできます。ただしそれはあくまでも予想でしかありません。当人が人生の転換期で何を選択し決定するのか・・・それは当人の意識次第であり、運命までも超えていくことが出来るのです。つまり最終的に人生を左右するのは自分の意志次第。どのパラレルワールドを選ぶのかも自分次第ということです。

 

ただ、「自分の選択」が大切といっても、不安になったり迷ったりする時もある。

自分で決めなくちゃと思えば思うほど、力んで空振りすることもあり得ます。

 

そんな時こそ、人は「占い」に背中を押してもらいたくなるのでしょう。

 「幸せな未来」を手に入れたいから・・・。

 

そのような状態の時って、「幸せな未来」をまるで絶対的な神のように崇めていることが多いようです。「幸せな未来」に従順に崇めていたらご利益から幸せになれる。それに背いたらバチが当たって不幸になってしまう・・・というかんじで。

 

「幸せな未来」を崇めても・・・実際は不安になったり憶測で疑心暗鬼になったりするものです。世界一当たる占い師に言われたとしても、一ヶ月も経ったら「本当に当たるの?」と疑いが頭をもたげるものです。何故なら「幸せな未来」は未だ手に入っていないから。

 

「こんな素敵な未来がまっているよ」という口約束だけでは、

好ましいパラレルワールドに移行できることはありません。

 

これはただ闇雲に動けという事ではありません。

 

大事なのは「未来」に神がいるのではなく、

「今ここ」にこそ神が宿るということです。

 

どんな素晴らしい未来が設定されていたとしても、「今ここ」をおざなりにしていたら多分「幸せな未来」は幻でしかないでしょう。

 

「今ここ」で自分の本質とブレブレな生活をしていたら、それはずっとブレ続けるということです。

 

「今ここ」で、自分の尊厳を守らなかったら、自分はジブンを裏切り続けることでしょう。

 

未来は・・・「今」の積み重ねでしかないと思っています。

 

未来の顔色を伺って、好かれようとするよりも、

「今ここ」の自分に全責任をもつことが、「好ましい未来」に繋がっている。

 

だから、占星術でも絶対的な凶とか吉とかはあり得ません。

凶の配置だからこそ、大成功している人もいるし、

羨ましくなるような吉の配置でも、それに甘んじていたら、そこで止まってしまうものです。

 

大事なのは「今ここ」の自分の在り方・・・

「まだ見ぬ未来」の顔色を伺う必要はありません。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/