こんにちは、晏藤滉子です。
今日は最近の気づきと独り言ですので悪しからず('◇')ゞ
最近、友人との会話でちょっと気づいたことがありました。
それは「私は強くなれない」という言葉から・・・
きっと彼女は何気に発していたのでしょう。
何度か会話の中で顔を出した言葉でした。
たぶん彼女の中で憧れているのは「強い毅然とした女性」なのかもしれません。私自身もかつて「強くなりたい!」と真剣に願っていました。
何があっても動じない、ブレない、慌てない。
小心者で慌て者の私はそんな強い女性に子供の頃から憧れていました。
人生の折り返しをとうに過ぎた今、理想の在り方として思うことは、
「しなやかな生き方こそ、人生面白いんじゃない?」ということ。
嵐が来れば雨風にしなり、
家族と揉めたら思いきり喧嘩して、時には歩み寄って
変化がきても柔軟に受け入れて・・・そんな生き方に憧れてしまうのです。
つまり、これしかない! と自分を縛らない事です。
「強さ」って自分が選ぶのならまだしも、他者から「強さ」を要求されることは辛いことです。もっと頑張れるはずだ・・・もっと、もっと! となったら、いくら強い人でも心は折れてしまうかもしれない。「泣くことが出来ない大人」が増えていることも理解できます。
強さとは、保持すること、守る事、固めるというイメージに繋がりやすい言葉です。環境だったり、物質だったり、プライドだったり・・・勿論それがその人にとって大切な事かもしれないけれど、でも手放すほうがずっとラクになる場合だってある筈です。
だからこそ、私はしなやかさに憧れるのかもしれません。
どんなに揺さぶられても、定点はズレない、
しなやかに雨風をしのぎ、晴れ間になったらまたお日様を仰ぐような生き方。
そんな年齢の重ね方っていいな・・・と思うのです。