こんにちは、晏藤滉子です。
今日のタイトル、意味不明の人も多いでしょう。
これに反応する人は、正に「ザ・昭和」の証(^^)
まったく意味不明の方は「ひみつのアッコちゃん」でググってみて下さいね。
タイトルの呪文めいた「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン」は、
主人公のアッコちゃんが「なりたい人」に変身する時の魔法の呪文。
今日は「憧れる人をモデリングする」をテーマに共有いたしましょう。
「モデリング」とは。
私が心理学を学んでいく上で「モデリング」というワークがありました。
「なりたい人」になり切る(同調)することで、自分の葛藤や不足感を克服し、最短距離で自分自身をレベルアップさせていく・・・そんな意図をもったワークでした。
モデリングは、簡単にいうと、「まねっこ」です。
子供の頃に、憧れてるヒーローやヒロインの「ごっこ遊び」をする。
推しのアーティストの歌や踊りをマネする。
「マネ」って、実は「憧れる」「好き」「なりたい」という下心が見え隠れします。大嫌いな人を「マネする物好き」はそうそう居ないものです。
子供ながらも、「自分をより良く見せたい」と思うもの。
それが「まねっこ」であり、モデリングの原型です。
本格的な「モデリング」では、憧れの人の世界観、仕草、表情まで頭と身体に浸透させます。あたかも「憧れの人」のように動き、感じ、自分をレベルアップさせていくイメージング。
此処からは、本流の「モデリング」とは横道に逸れますので悪しからずです('◇')ゞ
私の「モデリング」活用術
正直、「モデリング」はとても苦手でした。
「自分でない誰か」になろうとする事に何か抵抗があったし、
そこまで「憧れる他者」は私にはいなかったから。
だから、なかなかイメージングがしっくりこないと当時は感じていました。
今から思うと、教科書通りレクチャー通りに拘っていたのかもしれません。
そこから自分流のアレンジを加え、別の意図をもつ「モデリング」をするようになりました。
別にひとりの人でなくても良いのでは・・・。
例えば、私の理想の人は、
Aさんの感性+Bさんのしなやかさ+Cさんの包容力。
複数人の合わせ技です。一人に絞れたらイメージしやすい事は分かっていても、どうしても絞れなかった。だって「究極の理想」なんですから。
自分が迷っている時、凹んでいる時、不安になっている時・・・
そんなピンチの時こそ「理想の人」に登場してもらいます。
Aさんなら、こう言うだろう
Bさんなら、こう寄り添ってくれるだろう
Cさんなら、こう背中を押してくれるだろう
モデリングしつつ、「ひとりカウンセリング」です。
一見難しそうなイメージングかもしれませんが、「妄想」と捉えれば敷居は低
くなるかと思います。理想に挙げるような人ならば、普段からその人の世界観
や仕草、言葉のトーンなどすぐにイメージ出来るはず。ひとり二役の“ひとり
芝居”を妄想で演じるのです。
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このモデリングはハッキリした解決法とか、アイデアとか必ず出るものではありません。
ただ、モデリングの軸は・・・
憧れる人の「好きな要素」は、自分も「持っている要素」であるということで
す。自分が全く持っていない「質」には、憧れることはあり得ないのです。
一見雲の上のような存在でも、その片鱗を自分は必ず持っている。
だからこそ、「ひとり芝居」も可能だし有効です。
同じ質を持つ者同士、同調できるからです。ある意味、最高のカウンセラーか
もしれません。
このパターンで「モデリング・ワーク」をする事で、自己肯定感は上ることでしょう。長くて暗いトンネルを一人で歩いていく訳ではなく、「理想の人」が伴走してくれるのですから(^^)
ちょっと型破りな「モデリング」ですが、これは有効なツールだと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/