星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

漫画を読むことで漢字を覚えた小学生

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

今日は今週のお題「一気読みした漫画」をテーマに共有いたしましょう。

 

私の最近のヒットは「ミステリと言う勿れ」。

田村由美先生の作品でミステリー漫画です。来年1月から菅田将暉さん主演でドラマになるのでご存知の方多いでしょうね。ネット配信で読み進めましたが、久しぶりの一気読みでした(^^)

 

 

私自身、ミステリーは大好物です。

私が魅かれたのは、今までの漫画では見かけないような「世界観」。主人公の青年がとにかく喋るのですが、その言葉が淡々としながらも深い。心の裏側を引っ張り出されるようなグサッとする箇所がいくつもありました。

 

実写化されて、あの独特の雰囲気が化けちゃうと嫌だな・・・

漫画の実写はある意味蓋を開けてみないと分からないものです。

 

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私が一番漫画を読んでいたのは小学生のころだったかな。

 

年の離れた兄がいたので、手塚治虫作品や「サザエさん」「意地悪ばあさん」などが自宅に置いてありました。

 

私はちょっと変わった子供で、子供が読むような児童書や絵本を好みませんでした。

きっと読み聞かせも嫌がっていたのかもしれない。でも、小学校入学前から「漫画」だけはひとりで読んでいたようです。最初は漫画の絵を見るくらいかもしれません。でも、漢字にはフリガナがふってあります。ひらがなを習得すれば何とか読み進められるもの。

 

今から思うと、私は学校の授業で漢字を覚えたのではなく、漫画を読むことで漢字を習得したようです。黙々と漫画を読むうちに、この漢字はこう読むんだと身体で覚えていく・・・そうやっているうちに読むスピードも上がっていくものです。でも・・・授業にそった漢字ではないのですよね。だから成績には残念ながら反映されなかったけれど、低学年では読めないような漢字(薔薇とか、覆水盆に返らずとか)スラスラ読んでいたので母親は漫画を読むことにストップは掛けなかったし、買う事も許してくれたのは今でも感謝です。

 

きっと私はストーリーを追う事に熱中するタイプ。

その為には漢字を読むことは必須でした。

 

きっと漢字ドリルでは身につかなかっただろうな・・・ドリルに熱中はしないし、ときめかない。色んなことを勉強して吸収していく時期では、漫画だからゲームだからと排除するのは野暮なこと。その子が熱中することを学習の着火剤にすればよいのだと思っています。

 

昔は「漫画ばかり読むと現実を甘く見るようになる」と先生に言われたことがあります。でもね・・・漫画のストーリーは現実の制限を超えてこそ意義がある。あり得ない設定のなかで哲学を感じる様な深い言葉が込められている。

 

漫画は侮れない・・・と大人になっても思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

今週のお題「一気読みした漫画」