こんにちは、晏藤滉子です。
大型の台風が近づいていますね。
私の自宅も進路に入っているので電池や水の補充など済ませました。
貴方の住む場所は影響はいかがでしょうか。
被害が少なくなるよう祈っております。
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以前、友人から「物事の捉え方の個性」について
面白い話を聞きました。
これは、「意識の焦点」がポイントとなります。
すごい発見ではないのですが、「あ、そうかもね」という感じの緩いシェアです。
お付き合いいただけたら嬉しいです(^-^)
熱中していたことが終盤に差し掛かった時、何を想いますか?
彼女の話は、趣味の「ハワイアンキルト」が発端。
もう数年その趣味に没頭していた彼女の作品はどれも大作です。
「キルト」は素人の私からしたら、観るだけで肩が凝りそう。
でも、当人の作品への情熱は半端ないものです。
展示用の大作を手がけ、それがもうじき終わりに差し掛かる頃
ご主人とその話題になったそうです。
彼女は「やっと終わるんだよ!嬉しい(^-^)」
それに対しご主人は、
「僕なら寂しいな。大好きな作業がもうじき終わると思うと寂しい。」
何気な日常会話なのですが、
この会話は私にとって記憶に残るエピソード。
同じような状況の時、貴方はどんな想いを感じますか・・・?
果実の収穫か、育む過程か
この想いの違いは
作品を作り上げる過程において、「何所に喜びを感じるのか」の違いを表します。
今回の例えでは、
奥様の「やっと終わって嬉しい」は「完成=果実の収穫の充実感」に、
ご主人の「過程が終わることが寂しい」は「育む過程の楽しさ」に
重点が置かれています。
どちらでも、良いのですよね。
何所に着眼して喜びを見いだすのかは本人の自由です。
このご夫婦の場合、私の知る限りでは
奥様(嬉しい)は、しっかりもの。社交的で頭の回転早いタイプ。
ご主人(寂しい)は、無口でコツコツ努力するタイプ。
どこに重きを置くか分かるような気がしますね。
因みに私の場合は、「終盤は寂しい」と感じるタイプ。
以前、編み物に熱中していた時、同様の感覚を覚えましたから。
ただ、ひたすら難しい編図を進める時は理屈なく快感なのに、
最終段階の仕上げではトーンダウンして寂しくなってしまう。
この話を聞いた時「わかるぅ・・・」となった訳です('◇')ゞ
違うタイプだと、お互い「?」かもしれません。
そんな違いがあるからこそ「感じている事」「思う事」を
気心知れた仲でシェアするのは新鮮で楽しいもの。
現実的な面では、真逆なタイプこそビジネスも含め「パートナー」に
向いているのかもしれません。
大きな目標は同じでも、守備範囲や攻撃範囲がお互い違うから、
想定外の展開がおこりそう。
葛藤やぶつかることがあっても、それはそれで面白い化学反応が
起きるような予感がします。
貴方の当たり前は、パートナーから見たら意外なものかもしれないから(^^)
今日も読んで下さってありがとう。 それではまた♪