星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

辛さを忘れたいが為の願望について

 

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

今日は「辛さを忘れたい時の禁忌事項」をテーマに共有いたしましょう。やや抽象的で、全ての人に当てはまることではないと思います。でも・・・この禁忌事項をする事で「沼」にハマっている人は確実にいるようです。

 

とても辛くて苦しい時のオーダー

 

人は幸せになりたい為、願望を叶えたいため、願いを掛けます。

 

人によって表現は違います。神様、宇宙、天使、ハイヤーセルフ・・・言い方は違えど、人間よりもっと大きな意識の存在(領域)に向かってです。

 

見えない世界を怪しいと感じている人も、何らかのオーダーを掛けた経験はあることでしょう。

 

時には、苦しくて辛い時もオーダーを掛ける事があります。

この辛さを忘れたい。苦しさを紛らわせたい。どんな手を使ってもあの人に会いたい・・・。そんな心の叫びのようなオーダーもあるのです。

 

苦しさから逃げるためのオーダーは「負の感情」が根っこにあります。このブログでもしつこく共有していますが、「負の感情」は強い再現性をもっている。人生で好ましくないパターンを繰り返すのもそれが根っこにあるからです。

 

だから「負の感情」でオーダーをかける時、想定外の事が起こる場合があるのです。



オーダーの仕方では負の連鎖を起こしてしまうことがある



辛い経験を忘れてしまいたいとオーダーを掛ける時・・・

 

この辛さを忘れるくらいの幸せを願ったはずなのに、もっと酷い状況に出会ってしまうということが起こりがちです。潜在領域は、ある意味馬鹿正直なところがあります。「辛さを忘れるくらい」・・・? もっと辛い事と出会えば、現在の辛さなんて気にならないだろう。そんな無茶苦茶な解釈をしてしまうのです。

 

どんな手を使ってもあの人に会いたいと、ラッキーな再会を願ったはずなのに、想像もしない状況をセッティングする。会いたかった相手が重病で命を落としかねないという状況で再会を果たしたケースもあります。当人は、そんな状態なんて望んでいないのに・・・。



願いをオーダーするという事は、潜在領域にオーダーすることと同じです。潜在領域の法則は至ってシンプル。想定外の物事を用意するものです。

 

どうして苦しい時のオーダーは負の連鎖を起こすことがあるのか・・・。

 

それはオーダーを掛けた時点の「自分の波動」が原因です。

自分の不幸(欠乏感)から願っている。こうでなくちゃダメと執着している。そこから始まったオーダーは負の連鎖に嵌りやすいものかもしれません。楽しい未来をオーダーしたとしても欠乏感や執着が強かったら・・・オーダーは思い通りに叶う事はありません。

 

苦しくて辛い時のオーダーの禁忌事項とは、

苦しい感情を紛らわすためのオーダーはNG! ということ。 

 

欠乏感や執着にまみれているのなら、全然関係ない事でもよいので「自分を満たす事」。自分の状態や波動を整えることです。好きな映画を見る、オシャレをする、美味しいものを食べて、ぐっすり眠る。気を紛らわすよりも、無闇にオーダーするよりも、自分を満たすことが一番リスクのない近道だと思うのです。

 

自分の状態をあげた上のオーダーならば・・・起こる現実は想像以上のものになる筈ですから。





今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/