星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「子供だまし」こそ原点かもしれない

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿910目のブログとなりました。

 

現在の蠍座チックな空の下、古い過去の痛みとかグロテスクな感情とかに翻弄されがちな人も多い時期かもしれません。未来への不安とか、自分への不信感も湧きやすい時期ともいえます。蠍座に3つの星(太陽・月・水星)が在りますからね・・・濃くてもうお腹いっぱいかもしれませんね。

 

もう過去に置いてきた記憶や、未来への不安などが湧き上がる時、人はカオスな状態になるものです。今まで信じてきた事がぐらついたり、自分自身が信じられなくなる。今まで真面目に頑張ってきた人こそ、正直辛いかもしれません。何かを信じているならば、人は正直強くてタフな生き物です。でも、その基盤が揺らぐものなら・・・一気に生まれたての小鹿のように脆い存在になってしまうもの。人間だから、しごく自然なことです。

 

そんな時、人は色んなものにすがるものです。

新しいメンターや、自己啓発、宗教、占いなどですね。でもそういう時に選んだものは意外とヒットしないものです。その理由は自分の期待にそぐわないから。ダイエットと同じで即効性を期待し過ぎるからです。これをしたらラクになる、運命の出会いがあると期待から手を付けても思うようにならない・・・一気にリバウンドしてしまうものです。

 

そんな時こそ大切なのは「子供でも分かるシンプルなこと」。

理屈ではなく基本に還ることだと思うのです。

 

それなら、何をするのか?

それは、「今日幸せを感じたこと」を単純に挙げていくことです。

 

「そんな、子供だましみたいなこと無駄じゃない?」と感じるかもしれませんね。私もそうでした。正直馬鹿にしていたこともあります('◇')ゞ

 

だって、潜在意識やスピ系の事を知れば知る程色んなワークが溢れています。いかにも効きそう! と感じるものだって。

 

でも、人が不信感や感情に飲み込まれかけている時って凄いエネルギーが渦巻いているものです。過去やネガティブに引き戻そうとする、まだ見ぬ未来を思い描いても不安や思い込みがどんどん横槍を入れてくる。エネルギーは戦国状態です。そのような状況では、小綺麗な理論やワークは・・・歯がたたないわけです。

 

つまり、子供でも分かる・・・子供だましのような方法は、多くの場合本質を突いているものです。そもそも「子供だまし」とは、無駄をそぎ落としたものだから。純度が高いのです。

 

お風呂の中でも、ベッドに入る時でも・・・

私は、この家(部屋)に守られてる、

今日のランチ美味しかった、

いつも怖い上司が優しかった、

気持ちよい布団で眠れて幸せ、

 

そんな「自分にとっての幸せの真実」を挙げることがとても大切です。気分が軽やかになるように、自己尊重感を高めるために・・・。

 

不安定な状況とは、過去の記憶がゾンビのように蘇ってきたり、まだ見ぬ未来への不安にのみ込まれる。そして自分の未来への展望を歪めてしまうことで起こるものです。それもこれも・・・今ここで起こっていません。不確定な心の声に「今ここ」が脅かされているだけです。

 

でも、「今ここ」に起きた幸せの欠片だけは紛れもない真実です。

 

一見「子供だまし」のような、シンプルなワークこそ。

複雑に絡み合った負の連鎖を止めることが出来ると思うのです。

 

だって心のカラクリって、本来は至極シンプルなもの。

複雑にしているのは、自分自身の「思考の声や思い込み」だと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/