こんにちは、晏藤滉子です。
今日は「自分の世界を持つこと」をテーマに共有いたしましょう。
自分の世界をもつということ
自分の世界・・・それは、ある意味その世界での「王」となることです。
つまり、自分の世界の責任をとるということ。
大袈裟か、と思うかもしれませんね。何と言っても「王」ですから(^^)
自分の世界・・・趣味の世界、仕事の世界、仲間との世界など色々ある筈です。その中でも「自分がイキイキとしていられる」「自分の尊厳を守れる」「自分が成長できる」、そんな世界こそ「自分の世界」です。
一人で完結する趣味の世界なら「王」という捉え方は容易なもの。
一方、人との関わりのある世界だったら、「王」といってもしっくりこないかもしれません。どんなに関わる人がいても、そこが「自分の世界」と捉える人達ならば、皆が「王」となるものです。
自分の世界の王になること。
それは自分の世界の最高責任者になることです。
決して自分を甘やかす訳ではありません。
逆に努力が必要なことだってある、律することもある・・・責任者ですから。
それでも、自分の世界を持っている人は強い! とつくづく思うのです。
自分の世界=還る場所
知人の話を思い出します。
それは彼女が、ご家族の介護で毎日が忙殺されていた時のこと。
大変な毎日の中で、彼女は仕事は続けていました。
体力も気力も限界だったかもしれない・・・
でも彼女は絶対仕事を辞めるつもりはなかったようです。
ある時、「仕事続けて大変じゃないですか?」と尋ねました。
「仕事をしている時は生き返るの。そりゃ大変な時もあるけれど、ここは私が認められている場所だから、信頼されている場所だから大切なの。だから辞めない」
きっと彼女にとって仕事は「自分の世界」だったのでしょう。
その世界があるから、現実の世界も上手くやり過ごす事ができる。
これはある意味処世術なのかもしれません。
自分の世界をもつ人は強くなれる
もしも、自分を取り巻く世界しかなかったら、自分がその世界の片隅にうずくまっているとしたら・・・息が詰まってしまうことでしょう。それは生きながらも死ぬことかもしれない。
私自身も経験があります。
現実の世界でどんなに自分を蔑ろにされて、嘲笑される存在だったとしても、自分の世界を築いている、還るところがあるならば、現実の世界を乗り切ることは可能です。心の拠り所がある人間は強いものですから。
つまり、「不本意な環境」「自分を貶める環境」に身を置いたとしても、拠り所の世界があれば「心の均衡」を保つことができる。
「自分を貶める環境」が全てだったら、辛すぎます。
だから、自分が自分のために生きる世界を構築することが大切です。
だから「王」なのです。
誰にも依存しない、尊厳を守る・・・そんな世界は自分しかつくれないもの。
夢中になれるもの。それは文字通り「夢の中」。現実ではない状態を表す言葉です。でも「夢中になれる世界」があるからこそ、どんな現実の世界も受け入れられる・・・そんなこともある筈です。
自分の世界の王になる。
貴方はどんな世界を築きたいですか?
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)