こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、「働くこと」をテーマに共有いたしましょう。
仕事にまつわることは、人の悩みの中で上位に入ります。
自分の天職は何だろう
今は転職すべきなのか否か
仕事における人間関係など・・・
生きていく上での迷いや葛藤を体験するのが「働くこと」なのかもしれません。
働くことは、仕事することは・・・通過点
つい、「社会で何者かになりたい」「他者に貢献したい」
「働くこと」と「使命・天職」を繋げようとする風潮があります。
確かに、「○○をしたい!」と熱い想いを抱いて目標に突き進む人はいます。きっと、その仕事を通して何かを達成したい。体感したいのでしょう。そんな姿はキラキラして眩しいもの。「私も天職につきたい」と思うのも無理はありません。
就活とかで「志望動機」を考えあぐねた人も多いと思います。
当然、採用されたい訳で、正直話を盛ってしまうことも多い筈。
でも、誰もが「働くこと」に強い想いを抱えている訳ではありません。人によっては生活維持の為、プライベートの充実に収入が必要な為、それも正解です。ステイタスだって、それを選ぶ人にとっては正解なのです。
でも誰でも共通なのは、「働くこと」のその向こうにあるものを求めています。実際の仕事や、働くことは、あくまでも通過点に過ぎないのかもしれません。
働くことのその向こうにあるものを求める・・・
でも実際社会に出たら、年齢、立場、家族の変化など「その向こうにあるもの」はどんどん変わっていきます。チャレンジや向上心を求めていたのに、いつからか安全安心を求めていたなんてよくある話です。
これが天職だ! と頑張っていた人だって、「こんなはずじゃなかった」と迷路に嵌ってしまう事だってあるのです。逆に信念を持っていた人こそ強い挫折感、無力感に翻弄されてしまうものです。
働くことの原動力は、その向こうにあるモノを体感したいということ。
ある意味それが王道かもしれません。でも、感覚的、感情的なことのみが原動力だと揺らぎ易いものです。
「働くこと」は続けられること
志望動機が、信念や、感情というのも大事なこと。
仕事に取り組むトキメキは大きな原動力になることでしょう。
でも・・・それだけでは不安定。
だからこそ「働くこと」の原動力に分かり易い要因が重要です。
それは、「続けられること」と「引き戻されること」
特別楽しいわけではなく、大得意でもない。でも・・・続けていても苦にならないもの
働くこと=自然と続けられること
そして、同じような職種・役割に立ってしまうもの。一旦退いても引き戻されること。
働くこと=縁があるのか離れられないこと
もしも、今の仕事に疑問を持っている、仕事を探している場合、
この二つを柱にすることが重要だと思うのです。
なぜなら、それは一生を通して変わらないものだから。働き方や諸条件によって変化しても性質は変わらないものだからです。
自分の持っている性質と繰り返すパターンは、しっくり馴染む働き方の指標になる時があります。働くことは、一生において膨大な時間を費やすものです。熱い想いや理想だけではガス欠を起こしてしまう時だってあるのです。
だからこそ、自分の気質に合った「働くこと」。
原動力として実践的だと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/