星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「好きを仕事に」と言うけれど・・・

  

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

人間のお悩みを分類すると、人間関係、お金、仕事というパターンが殆どです。その中から今回は「仕事について」共有いたしましょう(^^)

 

好きを仕事に・・・の難しさ。

 

好きを仕事にしたい・・・

自分の天職って何だろう・・・

 

これは仕事に関しての2大キーワードです。

 

「好きを仕事にしたい」は非常に魅力的なフレーズです。

(もしかして今)貴方がストレスフルな働き方していたら、尚更憧れることでしょう。

 

でも、「好きを仕事に」という言葉はなかなかの曲者です。

「好きを仕事に」って上手くいけば楽園だけれど、実はそうならない事が多いのです。挫折率が高いのです。

 

何故なら「好き」というのはとても主観的な感覚で、曖昧で、何より移ろいやすいものです。好きな食べ物でも毎日続けば飽きてくる。どんなに好きで得意なことでも「ぶつかる壁」は必ず現れます。得意な事はプライドもあるし、自分の成長度合いに不満を感じたりすることも起こりやすい。好きな仕事に夢中になっている内は良いけれど、人と比べたり、よそ見をしてしまいがちに。

 

また、「何処が好きだったのか」も重要なポイントです。

その仕事そのものか、

働き方なのか、

収入とかステイタスとか得るものなのか、

その仕事をしている自分自身なのか・・・

 

正解はないけれど、「魅かれた要素」はひっくり返されることも多いのです。

そうなると好きだった筈なのに、いつの間にか醒めてしまう。

初心を忘れがちになるものです。



結局、仕事選びに大切なことは?

 

占いでも「天職」は大切なテーマです。

でも、占術で分かるのはあくまでも資質と傾向のみ。

実際に本人がその気にならないと何も始まりません。

「天職」というのは、数年単位でその仕事に関わらない事には分からない。

一人前になって始めて「自分にとっての天職かも」となることが殆どかもしれません。そもそも「天職」も「好きを仕事に」と等しく、主観的で曖昧なものです。周りから見て「天職に違いない」と思われていても、本人にとっては毎日が苦痛だったというパターンもあり得ます。

 

***

 

社会の中で仕事をする、自分の能力を活かすという事は

人生の上でとても重要な意味を持ちます。

 

人間は一人では生きられないものです。仕事を通して社会や他者との関わりが「人生の幸福度」を左右するものです。

 

勿論、仕事に対して「好き」も重要なこと。

でもそれだけでは、動機が長続きせず、すぐ壁にぶつかってしまうものです。

「嫌いではない」くらいのスタンスでも充分かもしれません。

 

もう一つ、仕事にまつわる大事なことは・・・「続くこと」です。

 

「続けられる」ことではなく「続く」ことが大切なキーワードです。

 

気合をいれなくても、続くこと

凄く好きという訳ではなくても、苦も無く続くこと

一旦よそ見をしても、戻りたくなること

 

その仕事に対して、行動で向き合えること。それがとても大切なことです。

向き不向きではありません。例え最初はスムーズに仕事が運ばなくても、何気に続くことならば、適職に繋がっていくものです。その積み重ねで天職にバージョンアップすることだってあるのです。

 

「続くこと」・・・拍子抜けするようなシンプルなことですが、

身体が当たり前のように続けていくことって、凄いサインだったりするのです。

 

その仕事が、既に身体に馴染んでいるといったところでしょうか。

そのような場合、潜在意識が絡んでいることが多いものです。

 

それはある意味、潜在領域からの分かり易いサインでもあるのです。

「続くこと」こそ、貴方の能力(お宝)の隠し場所だと思うのです。



今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/