こんにちは。
今日は一日雨模様でした。
どうも最近週末は雨・・・というパターンが多いようですね。
今日は、仕事が終わった後の過ごし方について。
その時間帯に意識するポイントなどを共有いたしましょう。
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「悩み事や不安など、夜は避けること」よく云われますよね。
良くない事ばかり考えてしまうということです。
確かに夜は静かだし、一人の時間も作りやすいものです。
でも、それだけに「頭の中の声」が暴走してしまいがち。次第にヒートアップして
いつの間にか最悪な事を思いつめている。
「頭の中の声」とは、顕在意識の思考の声。
でもどんな暴言でも弱気発言でも・・・それは「自分そのもの」ではありません。
あくまでも「通り過ぎていく人」のようなイメージ。自分とは別ものです。
どんなに思いつめていても、ふとした瞬間に霧が晴れたように心が軽くなるタイミングって経験はありませんか?
それは「思考の声」が、体内を通り抜けた瞬間でもあります。
そもそも「思考の声」は自分そのものではない。だからずっと留まることは不可能なのです。
でも「思考の声」に頭が占拠されている時は辛いものです。
自分が自分じゃないみたい・・・。心も痛みます。
「思考の声」が乗っ取りをかける対象の特徴は
・心身共に疲れている人
・現実に翻弄され、心地よさや楽しさを後回しにしている人
・他人軸(人に振り回されている)の人
それは大抵、仕事終わりの夜だったりするのです。
(夜に仕事がある方は、朝の時間帯。主婦の方なら家族が寝静まった頃。)
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何故、仕事終わりなのか・・・。
それは仕事という「現実」に一日浸かっていたから。
勿論達成感で満足している時だってあるでしょうが、
やはり一日現実にもまれている事の方が多いものです。
上手くいかないジレンマや、人間関係のモヤモヤ、言いたいことが伝えられない無力感など、身体の疲れに心のダメージが上書きされていくのです。
そういう時、「思考の声」は忍び寄ってくるのです。
支配しやすい、コントロールしやすいから・・・
ストレスで暴飲暴食したり、家族に八つ当たりしたり、
それはある意味「思考の声」に乗っ取られた証なのかもしれません。
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仕事終わりの自分の時間をどう過ごすのか・・・とても大切なことです。
瞑想や呼吸法なども良いけれど、「思考の声」が荒ぶっている時は
気が散って逆効果になりやすい。その上時間や集中が必要な手段は億劫に感じてしまうもの。
だから「小さい行動」を最大限に効かせることが大切です。
「小さい行動」とは、自分への質問です。
これは、お風呂に浸かっている時がベスト。鏡に向かってでも。
バスタブの中で、身体が緩んで温まってきたら自分に問いかけます。
「じゃあ、本当はどうしたいの?」
日中の想いや悩みが、この問いかけと繋がらなくても大丈夫。
本当はどう言いたかったの? どんなことしたかったの? どんな人の中にいたかったの?
それは「未来の自分」を思い出す、包括した問いかけです。答えがすぐ出なくても、聞き続けることです。
一日現実にもまれていると・・・「本当の自分として生きる未来」なんて、どこかに吹っ飛んでしまうもの。その回収作業を、夜の寝る前に済ませておくのです。
現実にもみくちゃにされたまま眠ったら、翌日もそれを引きずってしまったという経験はあると思います。大事なことは「本当は何を願っていたのか」を思い出しリセットすることです。
問いかけを続けていると、具体的な事が思い浮かぶこともあれば、
「笑っていたかった」
「楽しみたかった」
「褒めてほしかった」
そんな、子供のような想いが出てくることもあります。
そうなれば大丈夫、リセットは完了です。
そして、それ以上「思考の声」を膨らませないことも大切です。
夜は翌朝の為の充電タイムでもあるのですから。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)