星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「手放し」で感じる痛みの正体

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は「手放し」をテーマに共有いたしましょう。

 

「手放し」と聞いてどう感じますか?

 

「手放し」と聞いてどう感じるのか・・・これは結構個人差があるものです。

 

何だか不安で寂しさを感じてしまう→変化が怖い

スッキリして自由な感じがする→変化を楽しむ

変化の大小に関わらず、怖い人はいつも恐れるし。楽しむ人はワクワクする。

 

ちょっと横道それますが、この変化を楽しむタイプは、安定や維持が苦手です。一時は良くても次第に変化を求めてウズウズしてくる。そして大きな変化を自ら起こして渦中にダイブするのです。変化否定派にしては信じられないことかもしれませんね。

 

かといって、「変化否定派」が常に安定した環境にいる訳ではありません。否定派の人は、外から変化の波がやってくるのです。人間関係、環境、仕事・・・何らかの事件が絡まって「手放し」を否応なしに突きつけられる。変化が怖い否定派からみたら晴天の霹靂のようなことが起こるのです。

 

変化を楽しむ人、怖がる人・・・同じだけ「手放しの機会」は訪れるものです。変化や手放しは人生の新陳代謝です。それ無くしては、人生が澱んでしまうのです。



「手放しの痛み」の正体

 

そうは言っても、変化や手放しを喜んで受け入れて・・・と簡単にはいかないことでしょう。不安なものは不安だし、想定外の事が起こったら冷静ではいられないものです。だからこそ、変化や手放しの時の痛みの正体は知っておいた方がラクになると思うのです。

 

手放しの痛みの正体・・・それは「妄想」です。

 

手放し自体が痛い経験とは限りません。長い目でみたら必要な経験かもしれない。痛いのは、手放す前の段階です。頭の中で最悪のシナリオを妄想して、自分自身に刃を突きつけているのです。だから、痛みのピークは手放しを決心するまでの「ひと時」です。

 

バンジージャンプで例えれば、飛ぶ前が一番怖いもの。ちゃんと命綱がついているのが分かっていても、脳内は妄想でやられてしまっている。

 

妄想は現実ではありません。

元々最悪のシナリオですから「そうならないこと」が殆どです。まさに「案ずるより産むが易」ということです。

 

手放すその瞬間は、決意(腹を括った)後ですから、実際はスッキリして前を向いていることも多いものです。

 

***

 

春は手放しの季節。

人生の新陳代謝をするタイミングかもしれません。

見えない不安はあくまでも妄想です。その妄想で自分を見失わないように。

 

人生の新陳代謝で起こる出来事は、ある意味「天の采配」です。

「何とかなるから大丈夫」と根拠のない自信をもつことがお守りになると思う

のです。根拠のない妄想をあしらい、根拠のない自信を拠り所にする。

全ては自分の内側でのことですが、ラクに生きるための処世術です。

 

手放しや変化・・・それは誰でも平等に経験する、自然の流れだと思うのです。



今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/