星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「失敗」は思い込みの断捨離に使える経験

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は、個人的にエライ失敗をしてしまいました(涙)

数年に一度レベルの失敗。当然相当凹みました(-"-)

 

私は、早とちりなところがあり、気をつけていながらも、

その時は「足元」を見ていなかったのでしょうね。

 

「やっぱり、私ってダメだ・・・」とダウナーへ一直線。

 

失敗して心が乱れる。そういう時ってありませんか?

そして、そういう時はどう対処していますか?

 

何もしないで、凹み続ける。

暴飲暴食など・・・マイルールあるかもしれませんね。

 

今日は自分ネタに基づく事ですが、

「失敗の活かし方」を共有いたしましょう。



失敗は価値観・信念のあぶり出し

 

自分がどんな価値観や信念を持っているのか、それをあぶり出すには

失敗はとても分かり易い「出来事」です。

 

「失敗で凹む」という状態は、

失敗という「出来事」が、価値観・信念(以後、思い込み)の地雷を踏んだからこそ凹むのです。

 

失敗と感じた元の出来事は、あくまでも無色透明の「出来事」。

それに「失敗の色」を付けたのは、他ならぬ自分自身の思い込みです。

 

例えば、待ち合わせに遅刻したとします。

「時間に遅れた」という出来事です。

 

その出来事に対して

「ごめんなさい」と反省して凹む人もいれば、

悪びれもせず平気な人もいます。

 

前者は「人に迷惑を掛けてはいけない」という思い込みを持っている可能性が。後者は、何もその件に関して思い込みを持っていない。もしくは「普通のこと」かもしれない。だから平気なのです。何も感じない。

 

思い込みは、人それぞれ。「自分の世界のルール」です。

だから、ルール違反があると罰が下される。

その罰こそ「凹む・怒る・寂しい」などの負の感情です。

 

「思い込み」とは、自分だけが握り締めている「解釈」です。

それは、子供の頃に刷り込まれた事がほとんど。だから無意識に反応してしまっても「単なる感情の問題」と片付けてしまうもの。

 

感情といっても、失敗の後は心の中は大荒れかもしれません。

暴飲暴食したり、身体を動かしたり・・・その感情を発散したり、沈静化するのを待つのみかもしれません。それもひとつの手であるのですが・・・。



失敗は忘れるべからず


失敗は繰り返したくないですよね。

正確に言うと、失敗による負の感情を味わいたくないもの。

 

でも、失敗って繰り返しませんか?不思議なくらいに。

 

それは前述の「失敗は思い込みの地雷に触れる出来事」が起因です。

つまり、自分がどんな思い込みを持っているのか、失敗によってあぶり出される。

 

私自身、今日の失敗に対して「私って、やっぱりダメだ」と思いました。

これは、「私はダメな人間だ」というシツコイ思い込みを持っていたから。

もしかして、子供の頃周囲に言われたのかもしれない。確かなのは「思い込

み」を自分に対する呪文として握り締めている。 

だから、つい失敗したり、早とちりしたり、同じパターンを繰り返す。

 

そこで、凄く大事なのは、「それって今必要?」「それって本当?」という問

いかけです。

 

子供の頃に握り締めた思い込み。当時そんな出来事があったのかもしれない。

でも、大人になった「今ここ」において、握り締める必要があるのでしょう

か。

 

そこで、自分の思い込みの断捨離です。

 

「人に迷惑をかけてはいけない」

それが「賛成!」ならば握りしめていけば良いし。

 

「私ってダメダメだ」

それが「反対!そんなことない!」ならば、手放せば良いこと。

 

失敗からもたらされる、感情の嵐は「思い込み」のあぶり出し、

そして思い込みの断捨離をする絶好のチャンスでもある訳です。



*****

 

私自身、失敗で凹んだ時マイルールがあります。

それは、自宅に戻る前に買い物(主に雑貨店)すること。

 

「欲しかったもの」「日常的に使うもの」を購入する。

ここでは「欲しかったもの」「毎日視界に入るもの」がキーワードです。

 

それは、自分を慰める、癒す為ではありません。

失敗で凹んだことを忘れないため。

 

失敗で凹む→思い込みに気づき断捨離→新しい思い込みを上書き

これが、失敗を活かす理想のパターン。

 

でも、理屈のとおりに運ぶものではありません。

何故なら、無意識に定着した思い込みは、繰り返すもの。

ボンヤリしていると、いつものパターンが顔を出します。

その度にコツコツとリハビリしなくてはいけません。

 

だから、視界に刻むというサポートが有効です。

お気に入りのモノを見て、買った当時を思い出すと同じ仕組みです。

 

私が購入した「失敗を忘れないためのモノ」は、食事時に使うトレー。

以前から「そろそろ買い換えよう」と思っていたものです。

 

「私って、やっぱりダメだ」から「私って最高!」へ。

失敗を忘れないよう、自分の心に刻むリハビリです。

 

リハビリの成果としては、

「手放した思い込み」の地雷に触れる様な出来事に出くわしたとしても、

以前のように振り回されないということ。俯瞰して観る事が可能になります。

 

単なる出来事という位置づけになるのです。

 

******

 

「全ての出来事は必然」とスピ系では有名な言葉ですが、

個人的な解釈するならば・・・

 

全ての出来事は「ただ起きた事」。

其処に意味を見出した時、始めて必然となる。



そのような意図だと思うのです。




今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/