こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、久しぶりに肝心なことを忘れて凹んでいたので共有いたしますね。
それは・・・人の悩みのほとんどを占めると云われる人間関係です。
悩みの王道ですね(^^)
人間関係の悩みは「反応」である。
子供には子供なりの、
大人には大人なりの・・・人間関係の悩み。
きっと、お爺ちゃんお婆ちゃんになってもこのテーマは不変かもしれません。
人間関係の悩みは、色んな側面があります。
一見仕事上のミス、言った言わないの感情的なトラブルも
根っこは「感情を伴う反応」です。
好ましい関係の人の言動なら、笑っていられる
でも、それが「嫌な人」ならばカチンと反応する。
感情的なものが反応する原因は二つに分けられます。
自分の問題
相手の問題・・・どちらかです。
自分の問題の場合、原因と起きる現実
今回は「自分の問題」が原因の場合です。
この場合、自分を日頃どう見なしているかが「相手の言動」に投影されます。
人は表に出している自分と、本当の自分と二つの顔を持っている事が多いものです。そうは言っても「そのまんまの自分」で生きている、羨ましいと思える生き方の人も勿論います。
でも・・・残念ながら子供の頃からの経験、学習から「仮面」を被って生活している人が現実には多いものです。
子供の頃は、「そのまんま100%」でのびのび暮らしていても、
こうすると親は褒めてくれる
こうすると友達が喜んで遊んでくれる
こうすると喧嘩になる
良くも悪くも学習して、上手く生きる術を手に入れる。それが「仮面」です。
でも、「そのまんまの自分」は消滅していません。だって本来の自分ですから。
そして仮面を被ると同時に自分に呪いをかけます。
「本当の自分を出したら絶対だめだよ。破綻するよ」
自分で自分を見張る、本性を出さないように管理する。
そして、仮面が剥がれないように「ダミーのキャラ」を本当の自分と思わせる。
その目的は、悪意ではありません。
社会で安全に生きていく為の意識の処世術です。
だって、本当の自分の力は無敵です。でも力が強い分暴れ馬のように制御不能になることは「安全な生き方」と反すること。
だから、そのまんまの自分に封印を掛ける。呪いをかけるのです。
これが大人になっての人間関係の悩みの「タネ」になる訳です。
「そのまんま」を出してはいけないと自分を見張っている場合、
「見張る人」「管理する人」が人生に登場します。
自分は無能だと「ダミーのキャラ」を本当の自分と思い込んでいる場合、
「お前は無能だと」言うい放つ人が登場する。
自分の思いや存在を軽んじている場合、
「自分を蔑ろにする人」が登場する。
自分へ接し方が、ダイレクトに他者との人間関係に表れる仕組みです。
そして、見事にその度に反応して、凹む怒る悲しむ・・・。
反応するという事は、「本当は違う!」と実は知っているのです。
そういう場合、つい相手に原因があると思い込み脳内で罵詈雑言の嵐です。
聞いてくれる人が側にいるのなら、自分の正当性を訴えてしまう。
人間関係の悩みは、だから尽きないのです。
本当の「悩みのタネ」は自分の手の中にあります。
握りしめてタネが見えなくなっているだけです。
反応の嵐が鎮まった時、ゆっくり手のひらを広げて「タネの正体」を見てみましょう。
自分の何を現実に投影していたのだろう・・・と「悩みの正体」を見極める。
これは、人間関係を改善する、一見遠回りそうな、でも確実な方法だと思うの
です。
今日も読んで下さってありがとうございます。 どうぞご参考までに。