こんにちは、晏藤滉子です。
実は最近「負の感情」に憑りつかれておりました。
ま、人間ですからそういう時期もあるものです('◇')ゞ
私自身、思えば「負の感情の処理法」については
独学、ワークショップに参加し・・・結構いろんな手法を取り入れてきました。
これが正解なんて無いと思います。
あるとしたら、自分にとっての正解だけ。
どんな成功率高い方法でも、自分にとって効果がなくては何にもなりません。
基本さえ押さえれば、自分好みのカスタマイズしても全然OK。
だからこそ、私が負の感情にドップリ嵌る時、それは実験する絶好のチャンスだったりするのです。
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アレンジしても基本は押さえておいた方が良いと思います。
押さえて置くべきポイントは負の感情を抑え込まないことです。
大前提:負の感情は押し殺さない
①負の感情を体外に出す
②負の感情を昇華させることを視る(聴く)
大前提として、負の感情を押し殺してしまう、我慢してしまうと
完全に長期戦となります。長期戦というからには「闘い」です。
負の感情からの「心の声」に耳を塞ぎ、黙れと拒絶し、その存在に怯える日々は長期化するほど体力気力を消耗します。
負の感情は一見悪者ですが、本当の自分が求める「何か」の存在を教えてくれる感情です。
「心の地雷」の傍には「大事な何か」が埋められていることが多いもの。
本当は何を大切にしたいのか
本当は何を守りたかったのか
本当は・・・あの時どうして欲しかったのか。
自分にとって、大切な「鍵」の在り処を負の感情は指し示してくれるものです。大前提として、負の感情の声を聞き倒すくらいの姿勢は必要。
ある意味傾聴です。
その大前提が、押さえるべきポイントです。
それ以外はアレンジ可能。
①②は私のいつものアレンジですので、ご参考までに。
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負の感情の声は、「頭の中」では話を聞くこともできません。
何故なら、頭の中は負の感情のホームグランド。
やたら強気に暴れまわっています。
怒り、嫉妬、無力感、孤独感、不安、攻撃する・・・頭の中は無法地帯です。
ちゃんと話をさせて、聞いてあげましょう。
この時、ノートに書くことを普段オススメしています。
とにかく、頭の中で「負の感情が主張している言葉を書き出していく」
つまり負の感情を体外に出す事です。
ジャッジも同調も、励ましもなく、ただ聞いたままを書き綴る。
気が済むまで(くたびれるまで)書き綴ったら、その紙を昇華させる。
シュレッダーで粉砕したり、書いた紙がトイレットペーパーなら水に流す。
一番のおススメは「燃やす」です。古い鍋を用意して換気扇の下で燃やしていく。
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今回はそれに加え、アレンジ法を実験してみました。
つまり負の感情を言語化して書き綴るのではなく、
ペンを走らすことを体感覚として感じていくこと。ボールペンがお勧めです。
文房具の筆記具コーナーでは「試し書き」する紙があります。
貴方は「試し書き」の時、どんなものを書きますか?
これは結構パターンがあるようです。
まる? 波? 星? 渦巻? 線?
試し書きの「紙」を見ると、どうも無意識のクセが出てくるみたい。個性を表すようです。色んな形が書き記してある。誰に教えられたことでもないのにね。
用意した紙に、「それ」を書いていくのです。
負の感情を感じたシーンを思い出しながら。
負の感情を呟いても、無言でもいい、
ひたすら「それ」を書きなぐっていきます。ボールペンと紙の摩擦を体感しながら・・・。
私の場合、その図形は「渦巻」でした。
紙全面に、真っ黒になるくらいに書き続ける。
そして、最後は鍋の上で燃やし、炎として昇華させていく。
個人的な検証ですが・・・いつも以上にスッキリすると感じました。
負の感情に振り回されて自分軸がブレブレだったのが、回復している実感がある。つまり「そんなことどうでもいい。お好きにどうぞ」という感覚にたどり着いたのです。
どうも「そのシーンを思い出すこと」が大事だと感じました。
「そのシーン」を呼び出すことで、言語化しきれなかった「負の感情」が体外に出ていくからかもしれない。
言葉を書くのか、シーンを思い出しながら「図形」を書くのか・・・それは相性かもしれません。
そして、燃やす事は最強です。
そうは言っても、職場でしたら、シュレッダーでしょうか('◇')ゞ
燃やす、流すならば粗塩を一つまみ包んでも良いかもしれません。
色々試してみる価値あると思います。
自分のメンタルを立て直す術は、ラクに生きていく為の処方箋のようなもの。
いざという時の為にスタンバイしておく・・・そんな「心の薬箱」も備えておく
とよいかもしれませんね。
今日も読んで下さってありがとうございます。ご参考までに♪