こんにちは、晏藤滉子です。
当ブログでは「本当の自分で生きることの大切さ」をテーマに度々お伝えしています。ほぼメインテーマですね(^^)/
今日は、ちょっと視点を変えてこのテーマを深堀していきましょう。
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本当の自分で生きること。
表現を変えれば「自分の本質を生かしきること」
本当の自分の資質を余すことなく体現し表現すること。
これに尽きると思うのです。
弱さも強さも、陰も陽も、嘘偽りのない資質です。
ただ正直いうと、これは結構痛みが伴う事です。
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「本当の自分で生きる」というと、どんなイメージを持っていますか?
自由で軽やかで楽しくて・・・私もそう思っていた時期がありました。
本当の自分で生きられれば全てが上手くいく・・・と。
それは、ある意味正解だと思います。
でも其の域に達するまで、相当の痛み、抵抗がもれなくついてくる。
何故なら「仮の自分」は何十年もかけて貴方を洗脳してきたから。
「本当の自分なんてまやかしだ」と思い込ませている。
幼少期からの学習、経験で創り上げた「仮の自分」は巧妙に私達を手なづけます。
本当の自分を表に出したら、
人が離れていくよ・・・
嫌われるよ・・・
攻撃されるよ・・・と。
多くの場合、「本当の資質」と「仮の資質」は真逆の事が多いものです。
本当は強い人なのに、自信なさげキャラを演じていたり
本当は人情熱い人が、クールなキャラを演じていたり
本当は野心家なのに、自己犠牲キャラを演じていたり
本質というダイヤの原石を覆い隠すように、真逆の世界に自分の身を置く。
それが自分の世界だと何十年も続けていたら、何が「本当」で何が「仮」なの
か分からなくなってしまう。
当然人間関係も、「仮の資質」に引き寄せられた人ばかりでしょう。
そこで、「本当の資質」を出す事はとても抵抗があるのは当然です。
全てを失うのかもしれない・・・。
もしくは、「こんなのは私じゃない」と全否定するのかもしれない。
実際凄く抵抗する人は多いです。
確かに、人間関係の変動も起こります。これは仕方がないこと。
ただ、見落としがちな事は、
「仮の資質」で生きていると、いつかは限界を感じることになる。
あくまでもスペアのタイヤのようなものです。
取敢えず走ることは出来ても、限界がある。走り心地も悪いもの。
そして、「仮の資質」で生きている場合、人間関係のトラブルが付いてくることがとても多いのです。特にパートナーシップで表れることが顕著です。
人間の本能は結構優秀ですから。
本質を隠している人には、「言語化しにくい違和感」を感じるものです。
だからイライラしたり、ギクシャクしたり、同じように本質を隠しているような人が近寄ってきたりする。
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自分の本質を生かしきる。
とてもシンプルなことだけれど、大きな壁を突破するためには痛みが伴います。
でもその痛みとは空想の産物。未知の不安からくる「怖さ」に過ぎません。
巧妙な洗脳を解く為には、突き抜けなければならない仮想の痛み。
ただ一旦その壁の向こうにたどり着き、其処から見える景色を眺めたら
「もう戻れない」・・・そう言い切る人が殆どです。
その「痛み」に勇気をもって向き合えば・・・
その先には、自由で軽やかな世界が待っている。
だって、自分を縛っていた洗脳が解かれるのですから。
きっとそれはオリジナルの最強バージョンだと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/