星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

本質で生きる痛み

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

当ブログでは「本当の自分で生きることの大切さ」をテーマに度々お伝えしています。ほぼメインテーマですね(^^)/

 

今日は、ちょっと視点を変えてこのテーマを深堀していきましょう。

 

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本当の自分で生きること。

表現を変えれば「自分の本質を生かしきること」

 

本当の自分の資質を余すことなく体現し表現すること。

これに尽きると思うのです。

 

弱さも強さも、陰も陽も、嘘偽りのない資質です。

 

ただ正直いうと、これは結構痛みが伴う事です。

 

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「本当の自分で生きる」というと、どんなイメージを持っていますか?

 

自由で軽やかで楽しくて・・・私もそう思っていた時期がありました。

本当の自分で生きられれば全てが上手くいく・・・と。

 

それは、ある意味正解だと思います。

でも其の域に達するまで、相当の痛み、抵抗がもれなくついてくる。

 

何故なら「仮の自分」は何十年もかけて貴方を洗脳してきたから。

「本当の自分なんてまやかしだ」と思い込ませている。

 

幼少期からの学習、経験で創り上げた「仮の自分」は巧妙に私達を手なづけます。

 

本当の自分を表に出したら、

人が離れていくよ・・・

嫌われるよ・・・

攻撃されるよ・・・と。

 

多くの場合、「本当の資質」と「仮の資質」は真逆の事が多いものです。

 

本当は強い人なのに、自信なさげキャラを演じていたり

本当は人情熱い人が、クールなキャラを演じていたり

本当は野心家なのに、自己犠牲キャラを演じていたり

 

本質というダイヤの原石を覆い隠すように、真逆の世界に自分の身を置く。

それが自分の世界だと何十年も続けていたら、何が「本当」で何が「仮」なの

か分からなくなってしまう。

 

当然人間関係も、「仮の資質」に引き寄せられた人ばかりでしょう。

そこで、「本当の資質」を出す事はとても抵抗があるのは当然です。

 

全てを失うのかもしれない・・・。

もしくは、「こんなのは私じゃない」と全否定するのかもしれない。

実際凄く抵抗する人は多いです。

 

確かに、人間関係の変動も起こります。これは仕方がないこと。

 

ただ、見落としがちな事は、

「仮の資質」で生きていると、いつかは限界を感じることになる。

 

あくまでもスペアのタイヤのようなものです。

取敢えず走ることは出来ても、限界がある。走り心地も悪いもの。

 

そして、「仮の資質」で生きている場合、人間関係のトラブルが付いてくることがとても多いのです。特にパートナーシップで表れることが顕著です。

 

人間の本能は結構優秀ですから。

本質を隠している人には、「言語化しにくい違和感」を感じるものです。

 

だからイライラしたり、ギクシャクしたり、同じように本質を隠しているような人が近寄ってきたりする。



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自分の本質を生かしきる。

 

とてもシンプルなことだけれど、大きな壁を突破するためには痛みが伴います。

 

でもその痛みとは空想の産物。未知の不安からくる「怖さ」に過ぎません。

巧妙な洗脳を解く為には、突き抜けなければならない仮想の痛み。

 

ただ一旦その壁の向こうにたどり着き、其処から見える景色を眺めたら

「もう戻れない」・・・そう言い切る人が殆どです。

 

その「痛み」に勇気をもって向き合えば・・・

その先には、自由で軽やかな世界が待っている。

 

だって、自分を縛っていた洗脳が解かれるのですから。

きっとそれはオリジナルの最強バージョンだと思うのです。




今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/