こんにちは、晏藤滉子です。
コロナ感染者数増加がネットでも話題になっています。
繁華街では人出も多く、ショッピングモールでは家族連れがあふれている
正直、自粛生活が「過去のこと」になっていました。
ただ、各人の自粛の捉え方はそれぞれです。
「自粛マナー」はあっても、それに従うか否かはその人の価値観次第。
つまり絶対的な善悪はないものです。
今回のテーマは「非常時の人間の行動パターン」について共有いたしましょ
う。
ダイエットで例える、非日常の行動パターン
ダイエットのテーマは「非日常の我慢」です。
開始時は、生活習慣に高いハードルを掲げます。
意識やモチベーションを保つことが第一です。ある意味「非日常」ですから慣
れていない緊張感も伴っています。数字などに一喜一憂するのもこの時期です。
そして、数か月もすると、誰でも「飽きてくる」ものです。
思いのほか効果が表れない。以前の生活が恋しくなる。
我慢を維持することはとても難しいものです。我慢とは習慣化しにくいもので
すから。
我慢の限界点に達した時、その我慢の分だけリバウンド行動が発生します。
今までの鬱憤を晴らすかのように、我慢していた心の糸がぷつっと切れてしま
うような。
「何のための我慢」なのか・・・頭では分かっているはず。でも身体が「自由」「快楽」を欲してしまうものです。それはまるで振り子のように。
そうなると・・・ダイエット経験者ならお分かりでしょう。
完全なリバウンドです。
以前よりも体重は増えてしまい、痩せにくくなってしまうものです。
挙句には「○○だけ」「これさえすれば」の根拠のない代物に手を出すことに。
我慢の限界を越えてしまった時、元の生活に戻すことは容易ではありません。
つまり、最初の「意識レベル」まで再び上げて行くことは、難しいということです。
一度ゆるんだ意識は、根本からの再設定
自粛生活に関しても、同じ経緯を辿っているように感じます。
当初の緊張状態が長時間続いた後には、一気にそれが緩んでしまう。
私も含めてですが、行動が緩んでいたのも事実です。
「マスクをしていればいいでしょう」という感じで。
自粛生活もダイエットも、なし崩しになるパターンが似ています。
そしてそれが一番怖いものです。
結局は自分との向き合いかた。
いかに自分の意識と折り合いをつけて継続するのかです。
我慢は習慣化しづらいもの。根性論ではリバウンドは目に見えています。
大事なことは、やることを最小限に、具体的な毎日のベイビーステップです。
ダイエットならば、5個くらいの無理のない決まりごとの継続
(水を飲む、野菜から食べる、駅では階段利用など)
自粛生活でも各々の生活様式にあった、必要最低限の行動を再設定していく。
神経質になって欲張らず、「これだけは注意しよう」を愚直に守っていく。
自分の決まり事を「高いハードル」にしてしまうと、
ひとつダメになると、全部ダメになってしまいます。
そこからなし崩しにならないための、大事な決まり事だけを守っていく。
ダイエットも、自粛生活も長期化することが予想されます。
リバウンドを避けるためにも、ハードルは低すぎず高すぎず・・・
継続可能な目標を再設定することをお勧めします。
他者を巻き込むものではなく、「自分でやれる」レベルの目標が理想かもしれ
ません。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに♪