こんにちは、晏藤滉子です。
今日のテーマは「違和感」について共有いたしましょう。
毎日の生活の中では、誰かがあからさまに不快な言動をした、
自分が大失敗をした・・・そんな出来事から凹んだり、心が荒れたりすることはありますよね。
そんな経験は結構辛いものです。
原因がハッキリしている分、対処もある意味分かり易い。
湧き上がる負の感情との付き合い方が問題となるわけです。
ただ、今回のテーマは「ちょっとした違和感」の場合。
原因が分かり易い「感情の大荒れ」よりも、身近な存在かもしれません。
身近なだけに手だてのないまま放置し、いつの間にか大きくなっているものです。
ちょっとした違和感はズレているだけ
違和感といっても、これといって原因は見当たらない。
特別トラブルもなく普通に過ぎた一日なのに、何だかスッキリしない。
怒ったり悲しい訳でもなく凹んでいるわけでもない。
何だかモヤモヤする。「何だか・・・・変かも」がエンドレスなのが特徴です。
正直、その正体が分からないので気持ち悪いのです。
そんな時はありませんか?
それは多くの場合、「自分の中心とちょっとだけズレている」ことが原因です。ちょっとだけのズレ・・・それが違和感の正体です。
人間の感受性は結構良い仕事をしているものです。
大きな出来事や、強い感情の爆発などは、大きな軌道修正を指摘しています。
「そっち行ったら危険!」と。
胃もたれのようなもモヤモヤは、ほんの僅かの小さなズレを指摘しています。
「そのままだと道迷うで!」と。
小さなズレを「ま、大したことないか」で放置した場合、大きな違和感に繋がる場合が実はとても多いのです。
放っておいても良いけれど、自覚すれば毎日がラクになる
ちょっとした違和感はすぐに大事件になる訳ではありません。
でも小さなズレの積み重ねから、「本当の自分」から遠ざかってしまう可能性があるのなら、その芽は早く摘んでおいた方が圧倒的にラクです。微調整で済みますから。
大きな違和感では、「自分なりの調整の仕方」は心得ている方も多いでしょう。身体を動かす、自然の中で癒される、趣味に没頭する、お風呂にゆっくり入る、泣ける映画をみる・・・等々。
小さな違和感に対しては、ちょっとのズレに注目していきます。
生活の中での「ズレの素」を探しだします。
「そういえば、あの時同僚の目を意識して動いていたかも」
「そういえば、その発言は単なる損得だった」
「そういえば・・・」の、ちょっとした出来事はある筈です。
それを自覚した上で、ズレていたことを自覚するのです。
「あれでズレちゃったんだ・・・戻しておこう」でOK。
その上で、出来れば「自分の儀式」をしてみて下さい。
ズレたのを戻す時の「自分だけの儀式」
両手で頬をぱちんと叩く。
首筋から肩を叩く。
深呼吸をする。
手のひらのグーパーを5回する
自分だけの決め事を創ります。
この場合、身体に対するアプローチが効きやすいと思います。
・「ズレの素」を自覚する
・身体に効かせる「儀式」をする
この二つで微調整は完成です。
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「小さなズレ」は、早目の対処が肝心です。
これは風邪の引き始めと同じこと。こじらせる前のことならば復活も早くなるもの。そして何より対処がシンプルで済みます。
これはある意味、生活の知恵かもしれませんね。
今日も読んで下さってありがとうございます。 どうぞご参考までに(^^)/