今週のお題「ごはんのお供」
こんにちは、晏藤滉子です。
今日は今週のお題に絡め、「恥ずかしいご飯」について共有いたしましょう。
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「恥ずかしいご飯」の定義とは、文字通り人に話すには恥ずかしいご飯や、食べ方です。それ故、何処からが恥ずかしいのか・・・、人それぞれの基準に委ねられるものです。
不思議な事に「恥ずかしいごはん」って、子供の頃の経験が発端という事が多いのです。大人になって変化はあっても、基本子供の頃に刷り込まれた「記憶のごはん」です。
忙しいお母さんの「駆け込みメニュー」だったかもしれない、
子供の頃の一人ご飯の定番だったかもしれない、
弟や妹にせがまれて作ってあげたのかもしれない
人によっては胸がキュンとなることだってあるだろうな。
でも、各々の記憶には完全に刷り込まれていると思うのです。
熱いご飯にバターと醤油
玉子かけごはんにラー油と味の素
グラタンにウスターソース 等々
おしゃれな女子会や、付き合い始めのデートでは決して明かせない秘密のごはん。でも、不思議と心と体がそれを欲する時が確実に存在するようです。
それは、大人になればなるほどかもしれない。
仕事で上司に叱られた
社交辞令ばかりの宴会に疲れた
いまいちデートが盛り上がらなかった
そんな夜には、「恥ずかしいごはん」を食べたくなる。心が欲するように。
ダルんとした部屋着に着替えて、メイクも落としちゃって
栄養のバランスとかダイエットなんてゴミ箱に放り込んじゃって・・・
ガッツリと「恥ずかしいごはん」を無心に堪能する。陶酔に近いかもしれない。
「恥ずかしいご飯」って本能に近いレベルで人を魅了するものです。
それを堪能する時間を持つことは、圧倒的な自由をもたらしてくれるもの。
空気を読むことに疲れてしまった心を潤してくれるのです。
美味しいと評判のディナーも良いけれど、
丁寧に作った手料理も良いけれど、
時として、自分だけの「恥ずかしいご飯」でなくちゃいけない時もあるのです。
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私自身の「恥ずかしいご飯」は、熱いごはんにマヨネーズと焼き海苔をしいて目玉焼きを乗せる。そこに七味唐辛子をふってポン酢をかける。他にもあるけれど、何故だか海苔は必須です。
ブログにアップしては「恥ずかしいご飯」ではなくなってしまうけれど
カミングアウトいたします(^^)/
でも、「恥ずかしいご飯」をお互い尊重できるような、笑って食べられるような人間関係の中で生きていたいなと思うのです。
だって、「恥ずかしいご飯」は「自由を象徴する顔」でもあるのだから。
「自分の素の顔」を出し合えるような、受け入れられるような・・・・それが理想なのかもしれないと思うのです。
と言いながらも、「秘密」は秘密として取っておきたい矛盾もありますが(^^)
ア・・・何だかお腹が空いてきた。今夜は久しぶりに「恥ずかしいご飯」行ってみましょうか(^^♪