星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

目的地を見失った時の仕切り直し法

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

台風が過ぎたというのに、スッキリした秋空をまだ拝んでいません。

相変わらずの気候の不安定さ・・・本物の秋はいつ体感できるのでしょうか?

 

さて今日のテーマは「転換期における目標設定」について共有いたしましょう。

 

今回のテーマは、今迄の目標を仕切り直しするタイミングを迎えている人、且つ方向性が見えない状況の方に向けた内容かと思います。



目標設定とカーナビは特質が似ている

 

当ブログでも「目標設定」を「カーナビ」に例えることが多いです。

何と言っても分かり易いから(^^)

 

カーナビでは目的地設定が必須です。

これがなくては何も決められないし、スタートできない。

 

目的地に対して、ルートを選択。いざスタート! ですが、

曲がるところで行き過ぎてしまったり、ルートを外れるとすぐさま軌道修正のルートが提示されます。流石ナビですよね。目的地までの手段に迷いがない。

 

人間の「目標設定」もこんなストレートだったら苦労はありませんよね。

人間だもの・・・決めた道を進むことに気が乗らない日もあるし、寄り道だってしたくなる時もある。

 友達が乗り込んできて「あーだこーだ」と文句を言う事もある訳です。

 

それに所要時間は殆ど信用できないものです。到着が数か月から数年伸びることだってザラ。何しろ車というマシンは、自分の身体であり、ガソリンは気力ですから、想定外なことは当たり前です。

 

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カーナビでは、目的地は「行きたいところ」です。

でも人間の目標設定では「其処へ到着して感覚を味わいたい」が大事です。

 

登山して山頂に立たなければ、その景色が見れないのと同じです。

 

「資格試験に合格して、ステップアップしたい」ならば達成感や充足感を味わいたいのかもしれない。味わいたい感覚とは、その人が目標設定する上での一番大切にしていることかもしれません。つい、現実の成果を目標として掲げてしまうものですが・・・同じ目標をもつ、AさんとBさんでも求める感覚は違って当然です。

 

ただ、目標設定を細かくするタイプにおいて注意しなければいけない事があります。それは想定外のことに対してカオスになりやすいということです。

 

今までは計画をたて着実に夢に向かって努力することは「正義」でした。

でも、コロナ禍での想定外の連続では計画を立てることすら出来ません。

今までの「目標」すらなくなっているかもしれません。

緻密な人生計画や具体性重視タイプほど、糸の切れた凧の状態に。

 

どこに向かって、どう頑張ればいいのか分からないカオスを感じていると思います。

 

そうであればあるほど「新目的地」を早目に設定することが大事となります。

目的地に関しては味わいたい感とか、人との絆とか、自分にとって大切にしたい「感覚」を目的に設定する。

 

そして、一週間で「現時点から数キロ進む」と現時点からの加点方式を取っていきます。期間限定の具体的な行動指針です。これはマイタスクですね。

 

今までの目標設定では目標中心主義でした。

それは王道な方法でもある訳ですが、想定外なことに柔軟に対応しにくいもの。

目標に縛られていては心の満足は得にくいものです。其れよりも今日はここまで出来たという加点法のほうが結局は着実に前に進むことが出来るのです。

 

目標設定は人によって、そのタイミングによって「具体性」がベストな時と

思い切り大雑把がベストな時と分かれます。

 

もしも、今の目標を仕切り直しするタイミングで、先が見えなくなってしまった場合目標設定の仕方自体を変えるのも選択のひとつかもしれません。

 

不透明な時期には、丸腰で突っ走ることよりも「自分が大切にしたい感覚」を再確認して選択ごとに「好む感覚」に舵をきっていくこと。大事なことだと思います。


先が見えない時には、それに適した方法が見つかるものです。


今日も読んで下さってありがとうございます。どうぞご参考までに(^^)/