こんにちは、晏藤滉子です。
今日は台風絡みでしょうか。ゲリラ豪雨と曇り空が交互にやってくる。
フェーン現象で気温も秋とは思えない温度です。
いつになったら、秋らしくなるのでしょうか。
さて、この春あたりから「電子書籍」を購入することが多くなりました。
決済後すぐ読むことが出来るし、何より「在庫なし」がない。
本って、衝動に任せて買っているといつの間にか凄い量になっているもので
す。電子書籍に切り替えれば、部屋もスッキリするに違いない。
「リアル書店購入世代」からみたらネット通販だって、とても便利だけれど、
電子書籍はその上をいく利便性が魅力的なものです。
と、一時盛り上がった電子書籍ですが・・・・・・最近はちょっと下火になっています。それは、「紙の本」の素晴らしさがやっぱり恋しくなってきたから。
雑誌的な情報ジャンルならば、便利この上ない「電子書籍」。
そうは言っても、本気出して読みたい本、繰り返し読むであろう本に関して
は、正直不便さを感じてしまうのです。
探したいフレーズとかでも、パラパラめくって「この辺りだよね」と探すこと
が難しい。だから、伏線が盛り込まれた推理小説を電子書籍で読んでいると
自分自身が迷宮に入ってしまうのだ。 だから、読んでいてもついイラっとし
てしまう(-"-)
そして、私にとっての一番の残念ポイントは「積ん読」が出来ないこと。
これこそ電子書籍のメリットと感じていたことが、残念ポイントに反転してし
まったようです。
結局私は「読みたい本を積み上げた部屋の景色」が好きだったと、今さらなが
ら気づいたのです。
私は寝室のサイドテーブルの上に読みたい本を積み上げていく習慣がありま
す。本の背表紙がランダムに重なった景色をみて、何気に「充足感」もってい
たのかもしれません。私が手に取って読む事を本達は待ち焦がれているん
だ・・・・・・まるで知的ハーレム状態のよう♡♡
そんなお待たせ感が「電子書籍」には全く感じられないのです。
タブレットやスマホの中で整然とお行儀よく並んでいるけれど・・・どーにも、
そそられない。本からの色気が感じられないのです。
そんな欲求不満もあり、秋となってからは「紙の本」に舞い戻りつつありま
す。確かに、本のジャンルを選べば電子書籍は最高だと思います。読み方に慣
れれば選択肢も広がることでしょう。
でもね・・・本を夢中になって読むことは、ある意味贅沢で五感が満たされるも
のです。面倒だったり、不便な点があったとしてもやっぱり「トキメキ」とい
う栞は必須です。
「積ん読」だって・・・部屋が本で散らかっているのではなく、トキメキを私の
世界で散らしてくれている。そんな気づきを電子書籍は私にもたらしてくれた
のかもしれません。
やっぱり「紙の本」って良いものですね♪
今日も読んで下さってありがとうございます。それではまた(^^)/