星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

魚座満月に寄せて

   

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2020年9月2日14時21分、魚座にて満月を迎えました。

 

魚座の満月が支配する意図は2つあります。

ひとつは、2020年2月24日魚座新月に貴方が掲げた「新月の祈り」の収穫の

時ということ。二つ目は、9月17日の乙女座新月迄の14日間の流れを支配します。

 

個人的にな「新月の祈り」

当時の貴方は何を思い、祈りをあげていたのでしょう?

実を結んだこともあるでしょうが、そのこと自体がもはや問題ではなくなって

しまったということも。そういう意味では「問題解決の祈り」は成就したのか

もしれませんね。

 

そして、次の新月までの14日の流れ。

2週間というと短い印象を持つかもしれませんが、9月22日は秋分です。

一年の春夏秋冬の流れからは「実りの収穫の時」。夏至からの流れをくみ「今

までの成果」がパン!と形になって現れる。今年の春からの総決算の時期とも

いえるのです。

 

今年の世界中が一大事だった流れの中。

「変化に対応するのにやっとで、これと言って何もなかった。外にも出なかっ

たし・・・」という方が多いと思います。でも、それこそが「収穫」ということ

もあるのです。

 

今に集中し、「これからの自分」を内観する。それこそが大きな意味を持つの

です。

 

大きな変容の前では、自分の内面を整えることが最優先かもしれません。自分

の方向性を設定しなければナビはスタートしません。その目的地設定の行程こ

そ、今この時期必要なのかもしれません。



魚座満月に寄せて

 

「結局何者になりたいのだろう?」とファイナルアンサーを求められています。

 

この質問は「今までの貴方」に関するデータは関係ありません。

価値観、環境、持ち物など、有形無形の今まで貴方を構成してきたことを全部

度外視した上で問いかけられているのです。

 

過去の自分を縛ってきた「何か」がなかったとしたら「どうしたい?」

純粋に「貴方の可能性」に光を当てることを勧められているのです。

 

でも、貴方は怖気づいてしまう。不安だし、今さら望みだなんて口に出す場合

じゃないと思うかもしれません。

 

実際、今は強い緊張感を感じている方も多いことでしょう。

人間関係の断捨離を余儀なくされた方も。気分的に堕ちている方も。

 

でも、その葛藤は「貴方が無力」だからではありません。

理不尽だと感じていても「今まではこれで良かったんだから」と自分の感情に

言い聞かせてきた事が、今の時期ではどうにも上手くかみ合わない。そのよう

な時期なのです。

 

今までのやり方が通用しない・・・・・・

離れる時には離れるように

結びつく時には結びつく

 

変容の時には、このような事がいたるところで起こるものです。

本格的な変容の助走段階が今なのです。ストレッチをしている最中ともいえま

す。

 

だから、不安定さを怖がらないで。自然な流れなのですから大丈夫です。

 

秋分までの14日間。

不安定さに翻弄されず、人生の棚卸をする時期です。

 

どんな人と共に居たいのか

社会で自分をどう生かしたいのか

何が好きで、嫌いなのか。どうしても譲りたくない事は何なのか

 

今までの自分を縛ってきた慣習や常識を一旦疑ってみることも必要です。

「これは本当に必要なのか?」と。

 

そして、出来る事なら不要な物を手放す事です。

大きなテーマで今すぐが無理でも、「離れると決める!」と自分の中でフラグ

を立てることは出来るはずです。小さいことであれば直ぐにでも手放す習慣を

秋分までのこの時期に済ませて置いてくださいね。

 

地球規模の変容の今。

自分を縛ってきたものに執着する事、今までのやり方を貫こうとする強引さは

苦しい事になるでしょう。激流の川を逆上するようなもの。エネルギーを使い

果たすだけになってしまいます。 それを避ける意味でも「棚卸」は必要不可

欠だと思うのです。



                           以上です。