こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、「次の時代の働き方」についてシェアいたしますね。
占星術の視点で読み解いていきます。
働き方のスタンダード:過去版
今まで、仕事に関してはまるで信念のような「当たり前」がありました。
「仕事はコレと決めたら一局集中して働くこと」
つまり2足のわらじなんてとんでもない。
何か一つに絞って集中するからこそ結果が伴うという考え方。
日本人が特に好きそうな考え方です。
確かに、一つに絞って集中することはエネルギーを無駄なく使えるし
理に適っている所はあるかもしれません。ただ、それは本人が選択した場合に
限るのです。
何故なら、上司や関係者に言われるとなると“コントロール”が見え隠れするから。
「私の言う事を素直に聞いていればそれでいいの」
忠誠心を試されているような静かな強制。
素直に実行することが成功の秘訣みたいに云われていましたから。
まるで、試験は暗記すればOK。何故そうなるか考える必要はナシ。
それを納得できるタイプならよいのですが、そうでないタイプは少なからずい
る訳で、束縛されているような不具合を感じてしまうものです。
「風の時代」の働き方
占星術の世界では、今は大転換期と云われています。
「地の時代」から「風の時代」への移行期で、正に渦中にいるのです。
それは社会を根本的に変えるもの。同時に人間関係に影響を及ぼします。
大切なものの優先順位が当然変わりますから。
「地の時代」は、権力、責任、義務、成果を形に表すことが優先です。
終身雇用とか、上下関係、いわゆる偏差値重視で人生が決まってしまうような
世界でした。だから、家庭環境、学校、会社、配偶者などが当人のステイタス
になる。
「風の時代」へ移行する前には、その社会の「当たり前」は徹底的に揺さぶら
れます。確かに2008年辺りから社会に新しい風が吹いて来ました。
今までの常識なら「あり得ない人」が台頭してきたり、情報の流れもネットから始まる事が多くなってきた。古い慣習から生まれた悪しきものがドンドン暴露されていく。
大きな変化というのは一夜で起るものではありません。
後世の歴史の教科書では「20××年に大きなムーブメントが起こり世界の仕組
みが変わった」と表記されるのでしょうが、実際は10年以上かけて変化はジ
ワジワ起こるものです。確かに「トドメとなるような象徴的な事」はあるので
すが、水面下では着実に変化の波はきているのです。
あと3年くらいは移行期特有の「新旧」のカオスな状態続きます。
次に来る「風の時代」。一番大きな変化は「価値観」なのだろうと思います。
拘束から開放の時代。大きい組織から小さい集団へ。「個人の在り方」が何よ
りも大切で、それを共有するもの同志が距離を縮めていくようです。
上位の者が下位の者を守るというより、お互いが能力を出し合う共存共栄の
「風の時代」。誰もが「ピン」として生きることを求められる時代です。
その反面、自分の軸を持っていないと流されてしまうかもしれない。
同時に、風の時代では柔軟性が求められます。
それは一般的な「こうでなくちゃいけない」に縛られることなく
柔軟に自分を表に出していくことを求められます。「すべき」よりも
「したい」が大切。
当然働き方、生活さえも変わることになるのです。
ひとつの会社で勤め上げる生き方も勿論残るでしょうが、
それが「合わない」と感じるのなら、「自分の能力」を複数の仕事で発揮する
こともスタンダードになるのかもしれません。
どちらにしても、自分の能力の生かしどころを探りながら「決めるのは自分」というスタイルが定着する。
「風の時代」は個人の在り方が肝になる時代となるでしょう。
カリスマが牽引するのではなく、個々の能力を社会で集結する時代です。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)