こんにちは、晏藤滉子です。
今日は最近感じていることについてシェアいたしましょう。
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気づいたのは6月の夏至前くらいでしょうか。
やたらと眠くてだるくてウダウダしてしまう状態が続きました。
梅雨だし、世の中も慌ただしいし・・・こんなものでしょうとやり過ごす毎日。
私はいわゆる「何か見える系の能力」は持ち合わせていません。
でも、「ここは深堀せよ!」という鼻は利くタイプ。
正直、このウダウダの正体がどうにも気にかかる。
そんな気持ち悪さを抱えていました。
ただ最近、同じような状態の人が意外と多いことに気づいたのです。
情報の大洪水
結局、その正体は「一方的な情報の多さ」。
未確認の情報と、自ら求めた情報が溢れ一気に入ってきたこと。
そして、社会と自分の境界線が曖昧で、「安全地帯」は何処にもない不安定さ。
具体的に深堀してみますね。
一方的な情報量の多さ
今年に入り、世界中色んな情報が飛び交いました。
ニュースは勿論。普段は視界に入らないような陰暴論、未来予言さえも。
当初はそれらを受け止め、非常時に順応しようと情報を追いかける毎日。
でも暫くたつと「これって本当なんだろうか」矛盾やアラに目が行くように。
そうなると、膨大な情報量に関わらず「情報のその裏」を読み取ろうと思考を
働かせます。情報を受け止め→取捨選択も、入る量と期間が長くなるほど自分
自身消耗していくものです。
それは正解の未だ分からない事、先の予想がつかないことだから。疑心暗鬼の世界に居る限り、ハートが休まる事はありません。交感神経はずっと優位のまま。体は常に臨戦態勢にはいっているような状態です。
その結果、冷静な判断と行動のエネルギーは縮小していく。つまり感情が暴走したり衝動的な行動に走る傾向になるのです。
社会と自分の境界線が曖昧になり「安全地帯」がなくなる。
リモートワークが推奨された時、メリットもデメリットも両方現れました。
働き方は人それぞれでありながら、この春からの変動は大きい波。
そうは言ってもこの期間、ネットを通じて社会と接点を持つ人は多かったはずです。オンラインでコミュニケーションを取ったり、セミナーを受講したり、snsのライブ配信とかも一気に増えました。
自宅でも参加可能な分、気軽に視聴できるのはメリット反面デメリット。
今までの自宅から出かけるという行程がない分「際限がない状態」に。
実際、snsのライブ、オンラインセミナーの告知数は相当なもの。
平日で、時間帯が遅くなるのも最近の傾向です。
発信者は適度なタイミングを計れますが、複数から告知を受ける受信側にとっ
て「オンライン疲れ」に繋がってしまう。
そうなると、自分の公私の境目がだんだん曖昧になってきます。
自宅という安全地帯が確保できなくなってしまうのですから。
その状態は心と身体が慣れていない分、情報量の多さに翻弄されてしまうことに繋がります。
でも、それは決して「悪」ではないので悪しからず。
多分この方向性は続くはず。ただ、情報にしろオンライン疲れしにろ
自分が選択権を持っていると自覚を持つことが大事だと思います。
情報の断捨離も、オンラインの限度も自分主導の基準をしっかりもつこと。
情報も、snsも自分の生活ありき。それが主ではないのです。
決して主の座を明け渡さないようにいたしましょう。
今年に入り社会も生活も大きく変わりました。
移行中の今この時期、変化に続く変化で「乗りもの酔い」のようになっている人もいるかもしれません。
これは通過途中の痛みですが、その負担は出来るだけ軽めに済ませたいもの。
だって、その先の楽しみが待っている筈ですから。そのためにエネルギーは充
分確保しておきましょう(^^)
今日も読んで下さってありがとうございます。それではまた!