星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

膨大な情報は、乗り物酔いを起こす

 

       f:id:yasura7165:20200724230622j:plain



こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は最近感じていることについてシェアいたしましょう。

 

***********

 

気づいたのは6月の夏至前くらいでしょうか。

 

やたらと眠くてだるくてウダウダしてしまう状態が続きました。

梅雨だし、世の中も慌ただしいし・・・こんなものでしょうとやり過ごす毎日。

 

私はいわゆる「何か見える系の能力」は持ち合わせていません。

でも、「ここは深堀せよ!」という鼻は利くタイプ。

 

正直、このウダウダの正体がどうにも気にかかる。

そんな気持ち悪さを抱えていました。

 

ただ最近、同じような状態の人が意外と多いことに気づいたのです。



情報の大洪水

 

結局、その正体は「一方的な情報の多さ」。

未確認の情報と、自ら求めた情報が溢れ一気に入ってきたこと。

そして、社会と自分の境界線が曖昧で、「安全地帯」は何処にもない不安定さ。

 

具体的に深堀してみますね。

 

一方的な情報量の多さ

今年に入り、世界中色んな情報が飛び交いました。

ニュースは勿論。普段は視界に入らないような陰暴論、未来予言さえも。

 

当初はそれらを受け止め、非常時に順応しようと情報を追いかける毎日。

でも暫くたつと「これって本当なんだろうか」矛盾やアラに目が行くように。

 

そうなると、膨大な情報量に関わらず「情報のその裏」を読み取ろうと思考を

働かせます。情報を受け止め→取捨選択も、入る量と期間が長くなるほど自分

自身消耗していくものです。

 

それは正解の未だ分からない事、先の予想がつかないことだから。疑心暗鬼の世界に居る限り、ハートが休まる事はありません。交感神経はずっと優位のまま。体は常に臨戦態勢にはいっているような状態です。

 

その結果、冷静な判断と行動のエネルギーは縮小していく。つまり感情が暴走したり衝動的な行動に走る傾向になるのです。



社会と自分の境界線が曖昧になり「安全地帯」がなくなる。

リモートワークが推奨された時、メリットもデメリットも両方現れました。

働き方は人それぞれでありながら、この春からの変動は大きい波。

 

そうは言ってもこの期間、ネットを通じて社会と接点を持つ人は多かったはずです。オンラインでコミュニケーションを取ったり、セミナーを受講したり、snsライブ配信とかも一気に増えました。

 

自宅でも参加可能な分、気軽に視聴できるのはメリット反面デメリット。

今までの自宅から出かけるという行程がない分「際限がない状態」に。

 

実際、snsのライブ、オンラインセミナーの告知数は相当なもの。

平日で、時間帯が遅くなるのも最近の傾向です。

発信者は適度なタイミングを計れますが、複数から告知を受ける受信側にとっ

て「オンライン疲れ」に繋がってしまう。

 

そうなると、自分の公私の境目がだんだん曖昧になってきます。

自宅という安全地帯が確保できなくなってしまうのですから。

その状態は心と身体が慣れていない分、情報量の多さに翻弄されてしまうことに繋がります。

 

でも、それは決して「悪」ではないので悪しからず。

多分この方向性は続くはず。ただ、情報にしろオンライン疲れしにろ

自分が選択権を持っていると自覚を持つことが大事だと思います。

 

情報の断捨離も、オンラインの限度も自分主導の基準をしっかりもつこと。

 

情報も、snsも自分の生活ありき。それが主ではないのです。

決して主の座を明け渡さないようにいたしましょう。

 

今年に入り社会も生活も大きく変わりました。

移行中の今この時期、変化に続く変化で「乗りもの酔い」のようになっている人もいるかもしれません。

 

これは通過途中の痛みですが、その負担は出来るだけ軽めに済ませたいもの。

だって、その先の楽しみが待っている筈ですから。そのためにエネルギーは充

分確保しておきましょう(^^) 



 

今日も読んで下さってありがとうございます。それではまた!