星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

捨てられないもの

お題「捨てられないもの」

 

こんにちは、晏藤滉子です。

今日はお題より「捨てられないもの」シェアいたしましょう。

 

捨てられないもの

 

捨てられない、手放す事ができないもの

それは自分自身に湧き上がる感情や想いです。

 

それが「負の感情」や「陰の想い」の場合、「手放したい」と思うものです。

 

罪悪感からでしょうか。

そんな事を感じた自分を打ち消してしまいたくなるのかもしれません。

 

ただ・・・それは不可能です。

 

負の感情は、例え一時でも貴方の一部だった。

それを貴方は手放して「無かったこと」にしてしまいたい。

 

苦しいし辛いし・・・存在を認めたくないもの。

 

でも、「負の感情」だって捨てられたくない。忘れてほしくない。

だから、必死で貴方にしがみついてくる。そんなイメージです。

 

感情は捨てる事は出来ません。

時を経て、色褪せたとしても消える事はありません。

 

負の感情を陽の感情に強制変換することも不可能です。

まるで、猫から犬になれというようなものですから。

 

感情は捨てられない。

だからこそ、手元に引き取るという選択のみ残ります。

 

つまり「受け入れること」です。

 

負の感情・・・それは現状を認められず、受け入れられないから生まれる感情。

理由や執着がある訳ではなく、ただ受け入れたくないだけ。

 

感情は敢えて手放すものではないのです。

現状から反応して感情が湧いただけのこと。

 

つまり元から捨てるものは無かったということです。

 

「負の感情」も「陽の感情」も区別するものではないから。

負は嫌で、陽は受け取るというものではないのです。

 

全部自分の一部と受け入れると、見える現実も変わってくるものです。

人間の迷いや苦悩は、陰と陽など相反するものの間で生じるものだから。

 

“陰と陽”や“清濁併せのむ”・・・

両方受け入れる器をもつことは「無敵」だと思うのです。




今日も読んでくださってありがとうございます。ご参考までに(^^)/