こんにちは、晏藤滉子です。
今回は「陰陽の感情は連携でバランスがとれる」ということについて
シェアいたしましょう。
世界共通のコロナ騒動。
経済的にも、人間関係においても「分岐点」を迎えている方は多いと思います。同時に“心の内側”でその分岐点に立っている方もいるかもしれません。
その分岐点に居る方に向けて、
参考にしていただきたい事をシェアいたします。
分岐点では“負の感情”が着火剤となる
分岐点に立つ時。
その状況は人それぞれです。目指すモノが皆違うから。
でも多くの場合、怒りや悲しみなど「負の感情」がセットになっている場合が
多いもの。
つまり負の感情を味わって、それをバネにして自分の今までを変えようとするのです。今までの個性、人間関係を変えるということは相当な気合が必要です。
その為の強いモチベーションには、やはり「負の感情」は外せない。
マイナスからゼロにするにはエネルギーは相当必要だし、行動に繋げるには
「負の感情」は適役です。
それは負の感情は心の中に留まりやすいから。
恨み怒りなど「負の感情」は嫌というほど心の中に居続けます。
だから、転換期のエネルギーを爆発する事に長けているのです。
よく、「負の感情」に関して罪悪感を持つ人がいます。
確かに恨みや怒りなど忍ばせていたら良い結果には繋がらないと思うかもしれません。
でも、それは負の感情の良い面を見ないで悪者にしているだけ。
負の感情の良い面とは、行動に繋がる意欲に着火しやすいということ。
心の着火剤としては最適なのです。
早く火を起こすために・・・活用しても問題はありません。
‟陽の感情”は火を安定させるもの
ただ、大切な注意点があります。
それは着火剤は、あくまでも火を着けるためのものという自覚です。
火を安定させる為に、今度は「陽の感情」が必要です。
いわば、火を炭や薪に焚べるための風のようなもの。
新鮮な空気が入ってこそ火は大きくなっていくもの。
それは一見「負の感情」でも担えそうな役割ですが、
結果がまるで違ってくるのです。結果というのは数字とかではなく
「心の中の幸福感」がまるで違ってくる。
負の感情で突っ走っても、それは負を補おうとする為のもの。
視線の先は常に”負の世界”に向けられています。
人間は意識を向けたものしか見ることはできません。
「負の世界」だけ見ていてはいつまでも過去の亡霊に囚われているだけ。
「陽の感情」に意識をむける意図が大切なこととなるのです。
「陽の感情」とは成果を分かち合う喜び、それを成し遂げた時の満足感など。
一般的に「成功している人」が社会貢献に励むことは、理に適っている。
「陽の感情」は瞬発力はなくても、モチベーションの維持は長けています。
人生の分岐点に立つ時、
「陽の感情」からスタートする場合もあり得ますが、行動の火起こしがなかなか難しいもの。もしもそこで負の感情を抱いていたのなら、是非有効活用することをオススメします。
願望達成がひとつのゴールとして、
行動に火を着ける「負の感情」と、そのモチベーションを長く維持する「陽の感情」。この二つの局面の連携でゴールを目指す事は大切です。
どちらかに偏っている場合、やはり不具合は出てくるものです。
人間関係であったり、成果でも影響は如実です。
「陰と陽」の清濁併せのむことも大きな転換期では必要なことかもしれませんね。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/