星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

乙女座の満月あれこれ

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

3月10日早朝、乙女座の満月を迎えました。

満月は、「手放しと感謝」の意味があります。

 

新月で蒔いた種(新月の願い)を育み、

満月では感謝と共に収穫し、皆と分かち合うという手放し。

古代からの「営みの流れ」が月の動きにリンクしているのです。

 

乙女座満月では、半年前の乙女座新月での願い事に注目します。

 

乙女座新月は、2019年8月の終わり頃。

当時の貴方は何を想い、何を願っていましたか?

 

手帳やカレンダーを見ると記憶が蘇ってくるものです。

 

私はネットで買い物する機会が多いので、

「購入履歴」をチェックしたりします。当時何を必要としていたのか、

何を思っていたのかを知るには結構便利な方法です。

 

当時と現在の答え合わせをしてみると、

心境・環境の変化は少なからずあり、結構面白い。

 

「そういえば、こんなこと悩んでいたよね」

また、同じ問題に対して大きく捉え方が変化しているかもしれません。

 

半年の時間を経て、問題自体を手放しているかもしれませんね。

 

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12星座では、 ひとつの星座は30度に分かれています。

そして月はとても足が速い星。

2時間弱くらいで1度進んでいきます。

だから、短期間の展望は「月」で観ていくのです。

 

乙女座満月は次の牡羊座新月(3/24)に向けて

準備を始めていきます。

 

月の営みは一か月のスパン。

だからよく耳にする「新月占い」は一か月を。

「満月占い」は、半月をベースにしていきます。

 

乙女座満月に寄せて

 

ここ数日、貴方が神経質になっていたのなら

それは緩んでくるようです。

 

自分の頭の中で膨らんでいたネガティブ思考が軟化し、

「考えすぎていたのかも」と気が楽になるのかもしれません。

 

この数日の変化は、現実が変わったというよりも

貴方の視点が変わることから起こります。

 

例えば、山の頂が目的地で現時点では里の入り口。

山を見上げては「道中の険しさ」「自分の体力」「かける時間」など

考え出すと「とても無理!山頂まで登れる気がしない」と一人劇場。

結果やる気を失うものです。

 

でも、先ずは準備を整えて、「30分は登ろう」「あの岩まで行こう」と

目標に対して必要な行動を細分化していくこと。

それだけでモチベーションは維持できたりするものです。

 

視点の変化ですね・・・それがこの数日起こったようです。

 

想定外の出来事から、自分の道が閉ざされてしまったと思い込み

「ないもの探し」の時期がありました。

でも、視点を変えて「既存の執着」を手放した上で「あるもの探し」を

した時に、きらっとした閃きやアイデアが降りてくる。

 

そういう段階になると、眉間に皺を寄せていた表情が自然と緩んでくるもの。

 

例えスムーズに運ばない事があっても「そうきたか」と寛容でいられる

余裕も出てくるものです。

 

「貴方のあるもの」は一体何でしょう?

人それぞれ思い浮かぶことは違うものです。

 

でも、この時期においては「仲間、同志」といった深い部分で

繋がるような関係性がキーワード。大切なヒントは人からもたらされる

ようです。

 

付け加えるならば、上下関係や依存の伴わない、

年齢や環境が違っても同じ価値観を持っている関係性。

 

今は、思い当たる事はなくても「人」はこれから重要な意味を

持ってきます。今はその糸口が見えてくる段階かもしれません。

 

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『月の処世術』

 

もしも貴方が、このブログを満月当日に読んで下さっていて

今、神経を張っている問題を抱えているのなら・・・

 

明日くらいまでは解決を急がない方が良いかもしれません。

それは、満月では感情が激しくなりがちだから。

可能であれば、難しいやり取りは一晩持ち帰るくらいが得策です。



                         以上です。