星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

揺れてもブレても大丈夫な訳

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

連休始まりましたね。

お家にいる方も、働きに外に出る方もあり。

 

GWは、今年はゴールデンウイークならず“我慢ウイーク”とか。

ピッタリのネーミングで納得です。

 

皆の我慢が良い方向に運ぶと信じて、

出来る範囲のことをするのみかもしれません。

 

そうは言っても、自粛生活の最中には不安になったり、焦ったりする

ものです。先が見えないから尚更。

 

ブレブレな状態になるのですよね。

 

特に、最近の傾向では「ブレない自分になりたい」と

ブレる事が“悪者”になっているようです。だから罪悪感も加速する。

 

私自身も以前は言ってました(^^)

「ブレない自分軸を持ちたい」と。

 

でも、これって「スローガン」と思うのです。

 

スローガンは、世の中にはやたら出回っています。

禁煙する!

ダイエット成功させる!

今年こそパートナーを見つける!・・・等々

 

スローガンが悪い訳ではないのです。

でも、何か気合ばかりで、其処に向き合う“奥行”が感じされない。

 

奥行とは・・・経験とそれにまつわる感情のブレなのだと思うのです。

分かりにくいですね・・・言語化が右脳タイプなのでお許しを('◇')ゞ

 

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スローガンは、目標であり、決意表明の張り紙のようなもの。

つまり、キレイごとなのです。

 

でも、実際それに取り組むことになると、感情ドロドロでアップダウン

が激しくなる。そうなると目標に取り組む以前に、その感情と向き合う

事が必須となる訳です。

 

そして意志や指針を強固にする時、いきなり固めることは出来ません。

思い切り揺さぶられ、メンタルの許容範囲を確かめ、それを固めて良い

ものか否か確定してから初めて“ガッチリ固める”のです。

 

つまり、ブレブレの自分軸を経験して初めて「強固な意志」は現れる。

 

ちょっと話は逸れますが、占星術で“土星”がその任務を果たします。

英名:サターンというだけあり、ヒール役ですね。

 

本当の自分で生きていなかったり、他人軸に振り回されていたり

不本意な生き方に対して“土星”は敢えてネガティブな経験を私達に

投げかけてきます。

 

「さぁ、こうなっちゃったよ。君はどうする?」

土星は、やや上から目線で来るのですが・・・ネガティブ案件に対して

“どうするのか”は自分の自由意志です。

 

考えて、迷って、最終的に決定を下すために「思い切りブレる」ことが

どうしても必要。もはや、通過儀礼のようなもの。

 

ブレることのない意志、行動はその経験があってこそ。

それがなければ、只の“スローガン”になってしまうのです。

 

表現を変えたのなら、スローガンという宣言は下書きの輪郭。

其処に色合いを付けるのは「ブレている時の感情や行動」とも言えます。



ブレること・迷う事・不安になることは、大きな未来の目的の前では

オールOKなのです。それがなくては始まらない(^^)

 

だからこそ、自分がブレていると感じた時それを否定しないことが大切です。

 

「今、私は相当ブレている」自覚だけで十分です。

 

それが自覚出来たのなら、後は「これからどうしたいのか」の意志を

じっくり固めるのみとなるのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^♪