こんにちは、晏藤滉子です。
誰でも、「特性」「傾向」「癖」などありますよね。
性格、気質とは違う、パターン化された反応、行動です。
方向音痴、潔癖、音に敏感、遅刻常習、最後まで聞かずに動く etc
個性として受け入れやすいことから、
当人にとって悩みの種になるようなことまで
大なり小なりあるものです。
今回は、発揮によって薬にも毒にもなりかねない
「特性」との付き合い方をテーマにシェアいたしましょう。
特性は諸刃の剣
「特性」はある意味個性につながります。
程よく発揮されれば長所として周囲に受け入れられます
対して過度に露出した時、それは「毒」としてレッテルを張られてしまう。
簡単にいうと、
周囲から笑って許されるか、引かれるかの差ともいえます。
相手の反応を見てから、凹んで自覚するよりも
「先ずは自分の特性を知る」ことが大切です。
「何かの事」が起こる前に自分を守ることにも繋がるから。
「トランス状態に入りやすい」私の傾向と対策
私自身、トランス状態に入りやすい「特性」を持っています。
トランス状態は別の表現では「変性意識状態」
顕在意識と無意識領域にはフィルター的な境界線があると
イメージしてみてください。
意識は「今ここ」にありながら、その境界線が薄くなり無意識領域の情報を受け取りやすくなっているのがトランス状態です。
意味だけ聞いたらメリットありそうですよね。
でも、アルコールや薬物など依存的な習慣が
トランス状態に繋がりやすいのも事実。
騙されやすいなど弊害も多い。
だから、私にとっては「毒」な特性です。
ある条件を満たすとトランス状態に入りやすい
私が気づいたのは15年程前のこと。
その頃、心理を学ぶことに夢中になっていました。
そこで気づいたことが。
「帰りの私、なんか変かも」
忘れ物は多いし、
地下鉄は違う線に乗るし、
よく転ぶ、目がトロンとしてる。
周囲の仲間は気づいていたみたいです。
心理学やってるだけに観察眼鋭い。
私が何気に話したら、
速攻で対応のアドバイスもらいました(笑)
余談ですが、
アシスタントをしていた時「同じタイプ」の方と遭遇する機会がありました。
本人が気づかないだけで周囲からみるとよくわかるトランス状態。
正直、「危なっかしいな・・・」。
私も相当危なっかしかったでしょうね。
PC・資料・レポート全部置いて帰ろうとした時は、
さすがに自己嫌悪の嵐でした。
私の場合、強く集中した後に「トランス状態」が訪れるという事が判明。
学生の時、何故気づかなかったといえば、
その状態になるほど真剣に勉強してなかったのですね。納得です。
「集中して学んだ後は要注意」
傾向が分かれば「対策」はマイルールとして設定できます。
- 最初、受講仲間に何気なく宣言しておく。
- 受講後、出来るだけ早めにストレッチでもジャンプでも身体を動かす。
- 荷物は忘れないようにまとめて置く
- ボーっとしている感があったら背中や肩をバシバシ強く叩いてもらう
- 頭をつかう交渉事、決め事は保留にする
- 運転しない
今でも、真剣に受講するたび「私の特性」は顔を出してきます。
もう反射的な反応ですね。
でも、対策を講じていると「命綱」を付けてる感覚で安心感あります。
「自分の特性」弱みが強みに変わる時
「特性」によっては、仕事・日常生活・人間関係にも影響が出てきます。
愛嬌として周囲を和ませる、
自分も笑っちゃうような特性なら
貴方の人生を豊かにしてくれる素材となる筈です。
けれど、自己嫌悪に繋がったり、
周囲に笑えない迷惑掛けるならば
対策を講じるのも一つの手ですよね。
自分を守る、大切にすることになりますから。
「困る状況」が分かれば分析できます。
今の時代、グーグル先生から対策法のアドバイスは貰えます。
自分で出来る範囲からでOK(^^)
決して、特性を無きモノにする必要はありません。
あくまでも、付き合い方です。
私事ですが、私の特性を良く知っている友人は、
講座後ぴょんぴょん飛んだり
忘れ物チェックしている姿を見かけると面白がっています。
克服しようとする姿がいじらしいみたい(爆)
そうはいっても、
周囲の目を気にして「特性」を隠したり、
つい、ごまかしたりしたくなるかもしれません。
ただ、
「迷惑かけるね。私いつもこうでね。困ってるの。」と
お腹を見せる事が「毒を薬に」変容させる可能性があります。
弱味を人に隠すよりも、
相手に見せることによって強い信頼感・魅力を感じさせるカラクリですね。
どんな「特性」でもあなたの一部です。可愛がってあげましょう。
手のかかる、やんちゃな「貴方の特性」であっても、
用法用量を守れば副作用なんて怖くない!ですから(^-^)
今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに。