こんにちは、晏藤滉子です。
早速ですが、
貴方が涙を最後に流したのはいつでしたか?
よく、「年のせいか涙もろくなって」
ドラマとかで聞くセリフですよね。
でも、年を重ねるほど、
「泣けない」と感じる事が多くなっているようです。
「泣く」というテーマで、
多くの意味や効果があると科学的研究もされています。
感情を伴う「涙」を流すことで
特定のホルモンが流出してストレス解消になるなど・・・。
現在は「涙活」というものがあるそうですね。
泣ける映画で涙することは、
ストレス解消には有効だそうです。
科学的な視点は長くなるので置いといて、
今回は「泣くこと」を心理的に捉えシェアいたしましょう(^^)/
「泣くこと」に関して、
大抵の人が幼少期に大人からこう言われます。
「そんなことで泣くんじゃない。我慢しろ」
「男の子は泣いちゃだめ」
親からしたら悪意なんてないけれど、
小さい子供にとって、呪いをかけられたに等しいのです。
あくまでも善意の呪い。
子供の頃にかけられた呪いは、
大人になっても呪縛は外れないままのようです。
大人になっても、
「いい大人がそんなことで泣くんじゃない。我慢しなくちゃいけない」
「こんなことで泣いたら父親失格だ」
今度は、自分自身に呪縛をかけていくのです。
「涙を堪える美徳」
大人のスマートな在り方とされているから。
泣いてる大人は「かっこ悪い」とされるから。
そもそも泣くことを我慢している大人は
「それが当たり前」とされる。
子供の頃より「ほんまもんの涙」が出てきますよね。
ストレス溜めまくりですもん。
でも・・・・昔より「泣けない」のでは?
「涙」が出にくくなっているような。
「あ、ウルっとする」な状態でも、「大泣き」に繋がらない。
子供の頃の「泣き疲れて眠る」ことが出来ない。
その原因は、
☆(善意の呪縛から)感情を感じ切ることを反射的に避けてしまう。
☆感じきることから逸らす「何か」が巷に溢れていること。
幼少期の刷り込みは貴方が思っているよりも
人生に大きな影響を与えるものです。
呪縛というスピ系的な表現しましたが、
要は無意識の領域に刷り込まれたようなものです。
その呪縛を解くには、自分に説くことが方法の一つです。
「それって本当?違うよね」
と内面に問いかける事です。そして、自分で答えを出す事。
そして、感じきることを逸らす「何か」とは。
それは、貴方が「その気持ちを取りあえずなだめる」行為です。
頓服みたいな応急処置で「泣く」エネルギーを弱小化してしまう。
趣味や、仕事、ペット、
友人との気晴らし、ネットでのエンドレスな繋がりなど・・・
貴方のハートの空洞を埋めてしまうモノたちの存在です。
それらは「泣くような感情とガッツリ向き合う時間」が入り込めないほど、
貴方のハートの空洞に瞬時に入り込んでくるからです。
そして、何より貴方を心地よくさせるのです。
とはいっても、
自分のメンタルを整えるために、
自分の引き出しにストレス解消ツールを用意することを
普段おススメしています。
けれど、「泣く」という儀式は
メンタルを整えるための通過儀礼でもあるのです。
一旦、感情と向き合うことの先に心の穏やかさは訪れるものです。
浄化するためには、小手先のものでごまかさない事ですね。
感情の涙、共感の涙
「泣く」ということは意味があります。
それらは、どの視点(科学、心理、スピ)からも
幸せに生きるために大切な行為のようです。
決して、女々しいとか、ヒステリックだとか
マイナーな行為ではありません。
ただ、女性視点では「翌朝のダボハゼ顔」は
周囲に見せたくないもの(笑)
心がくたびれた時、無性にリセットしたくなった時、
「今夜は泣こう!」という週末も良いかもしれません。
因みに・・・
大人でしたら、「泣くための材料」は少なからずお持ちですよね(-“-)
今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに(^^)/