誰でも多かれ少なかれコンプレックスって持っていますよね。
多くは幼少期に刷り込まれた記憶や感情からくるものですが、
思春期の頃、コンプレックスは大きく膨らみがちに。
思春期の頃って男女問わず人の目が気になり評価に振り回されやすい時期ですから。
人からみて大した事でなくても本人にとっては一大事。
でも、コンプレックスが魅力に変わる時があるのですよ。
私の場合コンプレックスは声と指先(他にもあるけど)
声は・・・
子供の頃から特徴がある声質でしたが決定打は転校初日の自己紹介の時。
よくある黒板前での「はじめまして」でクラスメイトのクスクス笑いが耳に入った時。
「変な声・・・」
そのことから虐めに繋がっていくことはなかったけれど、
とにかく人前で話すときは緊張しっぱなしで大人になる(涙)
指先は・・・
元々小さい手で子供ながらに「生活感のある手」。
小学校の時指先に「イボ」が出来た頃から朝礼の「前ならえ!」の時指先を交差させ、イボを隠す習性が出来てしまったほど(涙)
大抵は周囲から弄られたりしたことから発動するものだ。
悲しいことに弄った当人は覚えていないけど。
食べ物の好き嫌いもそう。アレルギー体質で・・・は別に置いておいて、
子供独自の味覚(苦いものは本能で嫌うとか)や食わず嫌いで苦手になった食べ物が、大人になって大好物になるというケースはよく耳にします。
これは、苦手な食べ物だったのに今はとても美味しく感じるという記憶の上書をしたから。
嫌っていた存在を見直す時って上書き保存のようなもの。
人間関係でもそう。
第一印象「苦手かも」な人でも、意外な一面や好印象な言動を見聞きしたとき
「苦手な人」→「仲良くなりたい人」に一気に昇格したりしますよね。
コンプレックスの件に戻りますが、これも大人になって化けること(上書き保存)があります。
私の「人前で声を出すのが苦手」は結構長く続きボイトレに足を運んだりしたのですが
化ける切っ掛けはもの凄く単純なことで
「褒められた」
「長所とみられた」 以上!
この時期(天の計らいか)このようなことが数件続き、最初は素直に受け取れなかった私は次第に調子に乗ってしまうように。
その結果人前でも対面でも「声出し」OK。
私の「指先見られたくない」はこれまた長く居座り続ける。
(イボなんて当の昔に無くなってるのにね)
このコンプレックスが化けたのは、仕事の新しいコンテンツ創りで一生縁のないと思い込んでいた「ネイルサロン」に通いだしたことから。
出したくない指先と向き合い、プロの手で綺麗にバージョンアップした指先は(白魚のようではないけれど)とても素敵。
仕事先でも指先を堂々と出すようになると、何気に自信アリの所作になってくるみたい(笑)
コンプレックスが化けて陽の目を見た時、
隠していた分以上に強い光が当たるようです。
弱みから強みに転じるエネルギーの強さかな。
もちろん全ての弱みが化けることはないけれど、
一つの個性として認めてあげる事はできると思います。
強みも弱みも併せて底上げするような自己肯定感upに繋がります。
もし化ける直前のサインがあるとすれば
「隠していた部分が注目される・褒められる時」
もし、そんなサインを見かけた時「いえいえ・・・」などと謙遜せず、
是非とも「ありがと♪」とニッコリ受け止めることをおススメします(^^♪
それが、あなたの世界を広げる転機になるのかもしれません。